ドイツのヴォルフスブルクで現地時間9月9日に行なわれたサッカーの国際親善試合で、日本代表は4度のワールドカップ優勝を誇るドイツ代表に4-1の勝利を飾った。昨年冬に開催されたカタール・ワールドカップに続いての「大国撃破」は、世界中に大きな衝撃を与え、現在も余韻は冷めないままだ。
ドイツと再び相対した一戦で日本は、ヨーロッパのクラブで活躍中の主力選手が高いパフォーマンスを披露。先制点を記録するなど2得点に絡んだ伊東純也や、右サイドで起点となった菅原由勢、およそ9か月ぶりの代表戦で攻守に存在感を示した冨安健洋など、多くのプレーヤーが各国メディアから称賛されている。
その中で唯一、Jリーガーとしてこの一戦に出場したのがGKの大迫敬介だ。2019年のコパ・アメリカでA代表デビューを飾ったサンフレッチェ広島の守護神は、このドイツ戦が5試合目の代表ゲームであったが、前半に1点を許したものの、90分間ゴールマウスに立ち続け、日本の勝利に貢献した。
24歳の守護神のパフォーマンスには、インドネシアのメディア『INDOSPORT』が視線を注いでおり、大迫の特集記事を配信。「ケイスケ・オオサコ、ドイツを破った日本代表チームで唯一のJリーガー」と銘打たれたトピックの中で、これまでの歩みを紹介している。
同メディアは、今季の結果にも触れており、「オオサコはJリーグで25ゴール、リーグカップと天皇杯でそれぞれふたつの失点を記録している。しかし、この失点は、オオサコがドイツとの親善試合で日本代表チームに招集される機会を失うことを意味するものではなかった」と綴っている。
さらに、「ドイツ戦では、日本はハンジ・フリック監督のチームに4-1という圧倒的なスコアで屈辱を与えることに成功した。日本のゴールを守ったオオサコのプレーは非常に優れていたと言えるだろう」と日本の戦いぶり、そして守護神としての大迫のプレー内容を評している。
多くの選手が今回の勝利により自信を得たのは確かであり、最後までピッチに立ち続けた大迫も同じであることは間違いない。ここから代表守護神に定着すべく、大舞台に立ち続け、24歳はさらに頼もしさを増していくだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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多くの選手が今回の勝利により自信を得たのは確かであり、最後までピッチに立ち続けた大迫も同じであることは間違いない。ここから代表守護神に定着すべく、大舞台に立ち続け、24歳はさらに頼もしさを増していくだろう。
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