日本代表

「偉大な主役のひとりだ」代表戦で輝いた久保建英を西メディア称賛! ブラジル、豪州...各国から高評価の声が止まず!!

THE DIGEST編集部

2023.09.14

ドイツ、トルコとの2連戦で存在感を見せた久保。(C) THE DIGEST

 今回の代表ウィークでは、ドイツ戦で途中出場、トルコ戦ではフル出場を果たした久保建英。いずれの試合でも効果的なプレーを再三披露し、存在感を発揮した。

 スペイン・バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、「レアル・ソシエダの選手は、ベルギーで行なわれたトルコ戦で素晴らしいパフォーマンスを見せた。ドイツ戦で途中出場から重要な役割を果たし、今回はフル出場した彼は、中盤で自由にプレーし、パッサーとして大きな責任を負った他、ボールを受けるために頻繁に下がり、プレーを加速させ、守備ラインを抜け出した。攻撃では自由な動きが目立ち、遠くからゴールに繋がるようなパスを狙い、シュートやドリブルも試みた」と、そのプレーを振り返っている。
 
 ブラジルの総合メディア『Globo』は、10点満点の採点でチーム2番目タイとなる「6.5」を与え、「彼は背番号20をつけるも、10番のようにプレー。頻繁にMFラインに下がってパッサーとしてチームを助け、試合の最初から最後まで積極的だった。時折、パスを強要することもあったが、多くの危険なプレーに参加し、2点目のゴールを含む、多くのチャンスに関与。また56分には、クロスバーに当たるシュートもあった」と評した。

 なお、後半途中からピッチに立ち、2つのゴールをお膳立てたドイツ戦における同メディアの寸評は、「試合終了の15分前に、伊東純也に代わって出場。わずかな時間でも、そのプレーは非常に効果的で、日本の大勝に貢献した。2つのアシストを記録し、これによって試合の勝敗が決した」というもので、採点はこちらもチーム2番目の「7.0」となっている。

 バスクの地元紙『noticias de Gipuzkoa』も、ドイツ戦での久保について「74分から出場したが、目立つ時間は十分にあり、2アシストでドイツ撃退に貢献した」と綴り、サッカー専門メディア『El Desmarque』は「この試合の偉大な主役のひとりは、ソシエダのタケ・クボだった。このアジア人選手は、試合の残り20分間プレーしたが、2アシストを記録するのに十分な時間があった」と賛辞を贈った。

 このように、日本代表としてのプレーにも現地メディアは高評価を下し、同時にクラブレベルでの今後の活躍にも期待を寄せる。『El Desmarque』は、「久保はシーズンを絶好調の状態でスタートさせており、それはすでに『チュリウルディン』での4試合で3ゴールを挙げ、全ての試合でMVPに選ばれていることからも示されている」と、日本人アタッカーのソシエダでのここまでを振り返り、それが維持させるかに注目している。
 
NEXT
PAGE
「『サムライブルー』は2026年のワールドカップで、本当のインパクトを与えるかもしれない」