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海外サッカー

「ポジショニングとパスの配球は印象的」ELでの大勝に大貢献した遠藤航を現地メディア激賞! 初得点に「クロップ監督は特に喜んだ」

THE DIGEST編集部

2023.10.28

 日刊紙『The Guardian』は、「日本代表選手は、キャプテンのクロスを正確なヘディングでトゥールーズのGKの手の届かない位置にボールを誘導した」と報じる一方で、「長身のムサ・ディアラが、遠藤がフリーでヘディングシュートを決めるのを見守っていたということが、この試合でのトゥールーズの守備を象徴していた」と、アウェーチームの拙守ぶりも強調した。
 
『Mirror』紙は、この一戦での注目のポイントのひとつとして遠藤を取り上げ、「彼はこれまでプレミアリーグで1試合しか先発していないが、ELでは主力であり、トゥールーズ戦で初ゴールを決めた。ゴール以外にも、遠藤は中盤で確実な仕事、特にフラーフェンベルフと協力して素晴らしいプレーを披露した。ポジショニングとパスの配球は印象的で、2度目のフル出場の試合でこのような彼のプレーを見られたこは喜ばしい」と賛辞を贈っている。

 リバプールの地元メディアでは、日刊紙『ECHO』が10点満点の採点でチーム最高タイとなる「8」を遠藤に与え、寸評も「ゴールを決める前にも、ポジショニングとパスの配球がしばしば正確で、すでに印象的だった。ピッチ上を上手く動き回り、今後に向けて励みとなるプレーを披露した」と終始ポジティブな内容に。続いて、サッカー専門サイト『90min』は、「前進するために多くの努力を見せた。リバプール加入以来、おそらく彼の最高の試合だ」として、こちらも「8」の高採点とした。

 そして、リバプールのクラブ専門サイト『This is Anfield』は、やはり「8」というチーム2番目タイの採点で、「これまでリバプールでは自身の存在感を示すのが難しかったが、この日は彼にとって記憶に残る夜となった。遠藤は見事なヘディングでゴールを決めて初得点を達成。チームメイトたちも、その瞬間を喜んだ。また、6番のポジションでしっかりとプレーするなど、試合ごとに向上している。明らかに一生懸命に働く選手である」と称賛している。

 最後に、敗れたトゥールーズ側(フランス)のメディアでは、スポーツ紙『L’EQUIPE』は「小柄な日本人選手の遠藤が、アレクサンダー=アーノルドのクロスからヘディングでゴールを決めた」、サッカー専門サイト『Made in FOOT』は「アレクサンダー=アーノルドが遠藤の頭にボールを合わせると、日本人選手の活躍によってリバプールは主導権を取り戻した」とそれぞれ振り返り、後者は採点でチーム2番目となる「6.5」を付与した。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】遠藤のリバプール初ゴール!

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