フェイエノールトの上田綺世に再びセリエA行きの噂が浮上した。伊スポーツメディア『Calcio style』は11月7日、ジェノアが上田に関心を示していると伝えた。今夏の移籍市場でもジェノアは上田にアプローチしており、引き続き来夏にも獲得に動くと見られていたが、それを前倒しして冬の移籍市場で獲得を狙う可能性があるという。
【動画】鎌田が先発、上田は途中出場で決定的なヘディング!CLラツィオ対フェイエノールト戦のハイライトをチェック!
11節終了時点で14位のジェノアは、イタリア代表FWのマテオ・レテギが左膝を負傷して戦線離脱中。ジェノバの地元紙『Il Secolo XIX』が11月7日、「レテギがいなくなり、攻撃の調子がおかしくなった。控えのケイレブ・エクバンやジョルジェ・プスカシュは巡ってきたチャンスを活かせていない」と報じるほど攻撃陣が期待に応えられていない。11節のカリアリ戦(1ー2で敗戦)ではウイングや二列目を主戦とするドリブラーのアルベルト・グドムンドソンと、攻撃的MFのルスラン・マリノフスキが最前線を務めた。
そんななか、南イタリアのバーリで発行している日刊紙『La Gazzetta del Mezzogiorno』が7日、冬の移籍市場でセリエBのバーリがプスカシュを狙うと報じた。かつてインテルでもプレーしたプスカシュは2015ー16シーズンにバーリ(当時もセリエB)に所属しており、「セリエAで苦戦しているプスカシュに、古巣バーリが救いの手を差し伸べる。バーリは夏にもルーマニア代表FWの獲得に動いていた」と、冬の移籍市場での補強を示唆した。
そこでジェノアの補強候補として上田の名前が浮上した。『Calcio style』は、「日本代表FWのウエダにスポットライトが当たる。23年の夏にも獲得に動き、さらに24年夏の補強候補だったが、それを前倒しして24年1月の移籍市場で獲得する可能性がある」と伝えた。
プスカシュの母国ルーマニアのスポーツメディア『Orange Sport』も7日、「冬にプスカシュがジェノアを退団するため、アルベルト・ジラルディーノ監督がフェイエノールトのウエダを希望している」と報じている。上田の推定市場価格は800万ユーロで、『Orange Sport』によるとジェノアは1000万ユーロで購入したいという。
上田は今夏にサークル・ブルージュからフェイエノールトに移籍。しかしエールディビジでは11節終了時点で先発出場はなく、成績は8試合・1得点で出場時間はわずか156分にとどまっている。チャンピオンズリーグ(CL)では、グループステージ第2節のアトレティコ・マドリー戦に先発してゴールに絡んだものの、ラツィオと戦った3~4節の2試合はいずれも終了間際の出場だった。現状の上田は、エールディビジとCLの14試合で15発とゴールを量産し、欧州での評価を高めているメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの控えとなっている。
一方のジェノアは2トップをメインとしており、もし上田が移籍すればエースのレテギと共存することが可能だ。出場機会を第一に考えるのであれば、冬の移籍市場でフェイエノールトを離れるのも、ひとつの手段かもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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そんななか、南イタリアのバーリで発行している日刊紙『La Gazzetta del Mezzogiorno』が7日、冬の移籍市場でセリエBのバーリがプスカシュを狙うと報じた。かつてインテルでもプレーしたプスカシュは2015ー16シーズンにバーリ(当時もセリエB)に所属しており、「セリエAで苦戦しているプスカシュに、古巣バーリが救いの手を差し伸べる。バーリは夏にもルーマニア代表FWの獲得に動いていた」と、冬の移籍市場での補強を示唆した。
そこでジェノアの補強候補として上田の名前が浮上した。『Calcio style』は、「日本代表FWのウエダにスポットライトが当たる。23年の夏にも獲得に動き、さらに24年夏の補強候補だったが、それを前倒しして24年1月の移籍市場で獲得する可能性がある」と伝えた。
プスカシュの母国ルーマニアのスポーツメディア『Orange Sport』も7日、「冬にプスカシュがジェノアを退団するため、アルベルト・ジラルディーノ監督がフェイエノールトのウエダを希望している」と報じている。上田の推定市場価格は800万ユーロで、『Orange Sport』によるとジェノアは1000万ユーロで購入したいという。
上田は今夏にサークル・ブルージュからフェイエノールトに移籍。しかしエールディビジでは11節終了時点で先発出場はなく、成績は8試合・1得点で出場時間はわずか156分にとどまっている。チャンピオンズリーグ(CL)では、グループステージ第2節のアトレティコ・マドリー戦に先発してゴールに絡んだものの、ラツィオと戦った3~4節の2試合はいずれも終了間際の出場だった。現状の上田は、エールディビジとCLの14試合で15発とゴールを量産し、欧州での評価を高めているメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの控えとなっている。
一方のジェノアは2トップをメインとしており、もし上田が移籍すればエースのレテギと共存することが可能だ。出場機会を第一に考えるのであれば、冬の移籍市場でフェイエノールトを離れるのも、ひとつの手段かもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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