2022-23シーズンも多くのサムライ戦士が欧州各国のリーグで奮闘。その中で、今や日本にとって本場への“登竜門”ともなっているベルギーでは、最多の15人が1部リーグ(ジュピラーリーグ)でプレーした。
6人の選手が在籍したシント=トロイデン(STVV)をはじめ、9のチームに選手が散らばり、今季も日本サッカーの存在感が存分に示されたが、ブラジルの総合メディア『Globo』は彼らを「素晴らしい」「良い」「及第点」「悪い」「酷い」の5段で評価するとともに、それぞれのシーズンを振り返っている。
15選手の中で唯一、最高評価を下されたのは、レギュラーシーズンで18ゴール、カンファレンスリーグ・プレーオフでも4ゴールを挙げ、得点王争いを展開したサークル・ブルージュの上田綺世だ。日本代表でも重要度を高めている24歳のストライカーについて、同メディアは以下のように綴った。
「昨夏に推定移籍金130万ユーロ(約2億円)で欧州に渡った彼が、得点ランキングで2位につけると誰が予想しただろうか。出場6試合目での初ゴールから、フィニッシュはますます鋭くなり、シーズン終了までコンスタントに得点を重ねた。計22ゴールは元同僚の鈴木優磨の記録(2020-21シーズンにSTVVで17ゴール)を破り、同リーグで最多得点を記録した日本人選手となった」
日本と最も所縁の深いクラブとも言えるSTVVでは、カタール・ワールドカップにも出場した守護神シュミット・ダニエルに「良い」の評価。「失点は77分に1点で、無失点試合は昨季よりも3つ減ったが、チームのパフォーマンス低下にもかかわらず、全体的にプレーは安全であり、絶対的なスタメンとしてシーズンを通して活躍。より大きなクラブでプレーできる能力を示し、現地メディアもその将来について推測を始めている」と、寸評もポジティブな内容となっている。
また、リーグ31試合で先発出場したSBの橋岡大樹に対しては、「元浦和の男はベルギーでの3シーズン目でも成長を続け、チームで最も優れた日本人選手だったと言えよう。特に守備面で優れており、空中戦での勝利数(113)とデュエルの総勝利数(212)でチーム1位となった。攻撃面でも進化し、アシストで貢献(リーグで3回)。その点で、フランス人MFのクリスティアン・ブルースと並んでチームのリーダーだった」と、こちらには惜しみない賛辞が贈られた。
6人の選手が在籍したシント=トロイデン(STVV)をはじめ、9のチームに選手が散らばり、今季も日本サッカーの存在感が存分に示されたが、ブラジルの総合メディア『Globo』は彼らを「素晴らしい」「良い」「及第点」「悪い」「酷い」の5段で評価するとともに、それぞれのシーズンを振り返っている。
15選手の中で唯一、最高評価を下されたのは、レギュラーシーズンで18ゴール、カンファレンスリーグ・プレーオフでも4ゴールを挙げ、得点王争いを展開したサークル・ブルージュの上田綺世だ。日本代表でも重要度を高めている24歳のストライカーについて、同メディアは以下のように綴った。
「昨夏に推定移籍金130万ユーロ(約2億円)で欧州に渡った彼が、得点ランキングで2位につけると誰が予想しただろうか。出場6試合目での初ゴールから、フィニッシュはますます鋭くなり、シーズン終了までコンスタントに得点を重ねた。計22ゴールは元同僚の鈴木優磨の記録(2020-21シーズンにSTVVで17ゴール)を破り、同リーグで最多得点を記録した日本人選手となった」
日本と最も所縁の深いクラブとも言えるSTVVでは、カタール・ワールドカップにも出場した守護神シュミット・ダニエルに「良い」の評価。「失点は77分に1点で、無失点試合は昨季よりも3つ減ったが、チームのパフォーマンス低下にもかかわらず、全体的にプレーは安全であり、絶対的なスタメンとしてシーズンを通して活躍。より大きなクラブでプレーできる能力を示し、現地メディアもその将来について推測を始めている」と、寸評もポジティブな内容となっている。
また、リーグ31試合で先発出場したSBの橋岡大樹に対しては、「元浦和の男はベルギーでの3シーズン目でも成長を続け、チームで最も優れた日本人選手だったと言えよう。特に守備面で優れており、空中戦での勝利数(113)とデュエルの総勝利数(212)でチーム1位となった。攻撃面でも進化し、アシストで貢献(リーグで3回)。その点で、フランス人MFのクリスティアン・ブルースと並んでチームのリーダーだった」と、こちらには惜しみない賛辞が贈られた。
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