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首位陥落のマンU戦で4戦連続スタメンの遠藤航、現地メディアの評価は二分。「最も活発でエネルギッシュなパフォーマンス」「まさにジキルとハイド」

THE DIGEST編集部

2023.12.19

マンチェスター・U戦で4試合連続スタメン出場を果たした遠藤。(C)Getty Images

 現地時間12月17日に行なわれたプレミアリーグ第17節で、リバプールはマンチェスター・ユナイテッドと0-0で引き分けた。遠藤航は4試合連続の先発出場を果たした。

 昨季は7-0の大勝を収めた相手に、今季初めてホームでの勝利を逃し、勝点1止まりに終わったことで、同節にブライトンを下したアーセナルに首位の座を明け渡すことになった「レッズ」だが、遠藤は攻守で奮闘しながらフル出場。自陣で相手の攻撃に対処するだけでなく、パス出しの他、さらにはフィニッシュにも絡んだ試合の後、彼はクラブの公式サイトで以下のようにコメントを残している。

「我々は良いプレーができたし、チャンスも多くありました。結果は残念ですが、今日のプレーは素晴らしかったと思います。我々は、今後もこのようなプレーを続ける必要があります。もし得点できていれば、完璧な試合だったと思います。僕の仕事は守備であり、それに集中していますが、我々は相手にゴールを許しませんでした。これも重要なことであり、同じように続けなければなりません」
 
「ホームゲームだったので、勝点3が必要でしたが、1ポイントしか取れませんでした。しかし、我々はポジティブさを維持し、次の試合に向けて準備をする必要があります。12月は、非常に重要な月です。(中略)今日は良いプレーをしなければならないことは分かっていました。チームにとっても、僕にとっても、とても重要な試合でした。チームのパフォーマンスは素晴らしかったので、これからも頑張っていきたいと思います」

 現地メディアの遠藤に対する評価を見ると、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は10点満点の採点でチーム2番目の「6」という及第点を遠藤に与えたが、英国公共放送『BBC』ではチーム7番目で「4.97」という厳しいものに。そしてスポーツ専門チャンネル『EUROSPORT』でも、ドミニク・ソボスライと並んでチーム最低タイの「5」となった。

 日刊紙『Daily Mail』はチーム5番目タイの「5.5」としたが、寸評では「時折、ボールを扱う際に不注意さを露呈した他、試合に影響を与えるのに苦労していた。しかし、マンUがカウンターアタックを狙った際には、これに上手く対処して、阻止するのに成功した」と、ポジティブな面も挙げている。
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「マク・アリステルのレベルには及ばなかった」と厳しい評価も