海外サッカー

今冬の移籍市場で「争奪戦が勃発しそうな10選手」を英メディアが選定! 日本人選手にも数々の去就に関する報道が

THE DIGEST編集部

2023.12.28

監督との関係が修復不可能な状況にあるサンチョにも移籍の噂が浮上している。(C)Getty Images

 欧州主要国の「冬の移籍市場」は年明けから開幕し、そこから1か月間にわたって各クラブは戦力補強が許されることになる。

 シーズン前半戦を終えて判明した、自チームに不足している部分を補填するのがメインとなり、新たなチーム作りへの準備期間となる夏の移籍市場と比べれば、さほど選手の動きは多くないというのが常ではあるが、時折、ビッグネームの移籍や、不振に喘ぐビッグクラブの大型補強が敢行されることがあり、今冬も各クラブの動きからは目が離せない。

 そんな中で、イギリスの日刊紙『The Guardian』は「今冬の移籍市場でターゲットとなる10選手」と題した記事で、欧州のクラブによって争奪戦が勃発する可能性がある、世界中の注目株の名前が挙げられている。その顔ぶれは、以下の通りだ。
 
セール・ギラシ(FW/27歳/シュツットガルト)
カルバン・フィリップス(MF/28歳/マンチェスター・シティ)
サンティアゴ・ヒメネス(FW/22歳/フェイエノールト)
イバン・トニー(FW/27歳/ブレントフォード)
ヴィクトル・ギェケレシュ(FW/25歳/スポルティング)
アンドレ(MF/22歳/フルミネンセ)
ジェイドン・サンチョ(FW/23歳/マンチェスター・ユナイテッド)
ロイド・ケリー(DF/25歳/ボーンマス)
アーロン・ラムズデイル(GK/25歳/アーセナル)
ラミーヌ・カマラ(MF/19歳/メス)

 ギニア代表のギラシは今季、序盤からゴールを量産してブンデスリーガにおける最大のサプライズとなり、バイエルンのハリー・ケインと熾烈な得点王争いを展開中。シュツットガルトを上位に引き上げた立役者について、同メディアは「マンUとニューカッスルが関心を示している。シュツットガルトは、彼の移籍金が1520万ポンド(約28億円)であることを隠しておらず、本人もプレミアリーグのクラブからオファーがあれば移籍したいという意向を示している」と綴っている。

 続いて、「ペップ・グアルディオラ監督から好かれておらず、18か月間ベンチでの観戦が続く中、10月には『彼がそうしたいなら自由に去ってもいい』と告げられた」というフィリップスにとって、トレブルウィナーから離れることが唯一の選択肢であり、ニューカッスル、クリスタル・パレス、ユベントスがレンタルでの獲得に興味を示しているという。
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