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「新たな歴史を作る」インドネシアの10番が日本戦に向けて気合い十分「決勝トーナメント進出は国民全員の夢」【アジア杯】

THE DIGEST編集部

2024.01.24

前日会見に出席したエギ・マウラナ・フィクリ(10番)は日本戦に向けて、「代表チームの歴史を作るために、懸命に努力する」と語った。(C)Getty Images

 アジアカップ・グループステージ第3節の日本対インドネシアが、1月24日に行なわれる。両国はともに1勝1敗で勝点3。得失点差で日本がグループ2位、インドネシアが3位となっている。

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 2018年ロシア・ワールドカップで韓国代表を率いて、グループステージでドイツを2ー0で倒したシン・テヨン監督が指揮するインドネシアは、4大会ぶりに予選を突破。07年以来となる本大会出場を果たした。

 インドネシアは過去4回の本大会出場で、一度も決勝トーナメントに進出していない。今大会ではグループステージ初戦でイラクに1ー3で敗れながら、2戦目のベトナム戦に1ー0で勝利。決勝トーナメント進出に望みをつないだ状況で、日本戦に挑む。

 試合を翌日に控えた1月23日、インドネシア代表の10番を背負うエギ・マウラナ・フィクリが、日本戦に向けた前日会見に出席。「決勝トーナメント進出は国民全員の夢だ」と語った。母国メディア『Bola.com』が報じた。
 
「次のラウンドに進めば、インドネシア代表の新たな歴史を作ることになる。これは多くのインドネシア人の夢でもあり、僕たちはそれを実現できると信じている。もちろん簡単ではないし、非常に困難だと承知している。それでも不可能ではない」

 代表で10番をつけるエギ・マウラナ・フィクリは23歳のウイングで、インドネシア代表には17歳6か月でデビュー。25試合・8得点の数字を残している。18年夏から23年1月にかけてポーランドやスロバキアのクラブでプレーした経験を持ち、現在は母国のデワ・ユナイテッドに所属。クラブでも10番を背負っている。

「日本戦では、多くの国民が声援を送ってくれるだろう。全選手が目標を達成するべく、全力で戦うと確信している。目の前にチャンスがあることは、選手全員が理解している。代表チームの歴史を作るために、懸命に努力する」

 すでに1勝しているインドネシアは日本に敗れたとしても、グループ3位で決勝トーナメントに進出できる可能性を残している。はたしてアジアトップクラスの日本を相手に、どれだけのパフォーマンスを見せるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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