ブライトンは現地時間2月10日のプレミアリーグ第24節トッテナム戦で、後半アディショナルタイムに決勝ゴールを奪われ、逆転負け(1-2)を喫した。後半には幾つか得点機を創りながらも活かせず、勝点を取り逃がすという何とも悔しい展開となったが、このチャンスメイクのほとんどに絡んだのが、約1か月半ぶりにプレミアのピッチに復帰した三笘薫だった。
アジアカップを戦い終えたスピードスターは、昨年12月21日の18節クリスタル・パレス戦以来となるブライトンでの一戦にスタメンとして臨み、ブランクを感じさせる時間帯もあったものの、左サイドで印象的なプレーを幾度か披露。角度のないところからの鋭いシュート、左サイドを抜け出してからのアンス・ファティ、ファクンド・ブオナノッテへの得点機提供など、複数のハイライトシーンを生み出している。
ブライトンのクラブ専門メディア『WE ARE BRIGHTON.COM』は、「三笘はアジアカップからの復帰戦で、何度もチャンスを演出した。左サイドからゴールに向けて疾走し、右足アウトサイドでシュートを放ったが、GKグリエルモ・ヴィカリオによってはじき返された」と、復帰戦で早くも目に見える結果を残しそうだったことを伝え、個別評価の記事では以下のように綴った。
「アジアカップからのブライトン復帰戦で歓迎された日本の『弾丸列車』。ふたつの素晴らしいファーストタッチが話題になり(浮き球パスに対する難易度の高いトラップで、クラブがSNSで動画を公開)、スパーズの守護神ヴィカリオに対して、この試合最高のセーブを強いた」
10点満点の採点では、チーム14人(プレーしたのは16人)のうち6番目となる「6.89」を与えられた三笘については、ブライトンの首脳陣もポジティブな評価を下している。トッテナム戦では、歯の治療のためにベンチを留守にしたロベルト・デ・ゼルビ監督に代わって指揮を執ったアシスタントコーチのアンドレア・マルデラは、復帰した背番号22のプレーについて「彼はよくプレーしたと思う」と称賛。しかし、同時に「前半はもっとできたと思う」と、より多くを求めてもいた。
しかし、三笘のスタメンは試合当日の朝の時点ではまだ決まっていなかったようで、当初マルデラ・コーチ自身は、トッテナムがソン・フンミンに対してそうしたように、試合途中からの起用を考えていた。だが、ジョアン・ペドロの欠場が決まり、急きょ先発出場を日本代表選手に依頼することになったのだという。
「当日の朝にカオルと話をし、彼はプレーの準備ができていると言ってくれた。彼の状態はよく分かっていた。試合中に時々、動きが止まることがあったが、体力的にも100%ではなかっただろうし、おそらく精神的にもそうだっただろう。しかし、カオルは我々にとって非常に重要な選手であり、後半のプレーはより良くなった。ビッグチャンスもあったし、彼のプレーには満足している。意欲を示してくれた」
他にも、「クラブを離れて代表チームで1か月を過ごしたり、そのために長距離移動を強いられるなかで良い状態を保つのは簡単ではない。身体的にも、心理的にも難しい」と語り、三笘がいかに厳しい状況でトッテナム戦をプレーしたかという点を強調した監督代行は、「非常に重要な選手だ」と繰り返し、残りのシーズンで巻き返しを誓う上で、背番号22に大きな期待を寄せている。
アジアカップを戦い終えたスピードスターは、昨年12月21日の18節クリスタル・パレス戦以来となるブライトンでの一戦にスタメンとして臨み、ブランクを感じさせる時間帯もあったものの、左サイドで印象的なプレーを幾度か披露。角度のないところからの鋭いシュート、左サイドを抜け出してからのアンス・ファティ、ファクンド・ブオナノッテへの得点機提供など、複数のハイライトシーンを生み出している。
ブライトンのクラブ専門メディア『WE ARE BRIGHTON.COM』は、「三笘はアジアカップからの復帰戦で、何度もチャンスを演出した。左サイドからゴールに向けて疾走し、右足アウトサイドでシュートを放ったが、GKグリエルモ・ヴィカリオによってはじき返された」と、復帰戦で早くも目に見える結果を残しそうだったことを伝え、個別評価の記事では以下のように綴った。
「アジアカップからのブライトン復帰戦で歓迎された日本の『弾丸列車』。ふたつの素晴らしいファーストタッチが話題になり(浮き球パスに対する難易度の高いトラップで、クラブがSNSで動画を公開)、スパーズの守護神ヴィカリオに対して、この試合最高のセーブを強いた」
10点満点の採点では、チーム14人(プレーしたのは16人)のうち6番目となる「6.89」を与えられた三笘については、ブライトンの首脳陣もポジティブな評価を下している。トッテナム戦では、歯の治療のためにベンチを留守にしたロベルト・デ・ゼルビ監督に代わって指揮を執ったアシスタントコーチのアンドレア・マルデラは、復帰した背番号22のプレーについて「彼はよくプレーしたと思う」と称賛。しかし、同時に「前半はもっとできたと思う」と、より多くを求めてもいた。
しかし、三笘のスタメンは試合当日の朝の時点ではまだ決まっていなかったようで、当初マルデラ・コーチ自身は、トッテナムがソン・フンミンに対してそうしたように、試合途中からの起用を考えていた。だが、ジョアン・ペドロの欠場が決まり、急きょ先発出場を日本代表選手に依頼することになったのだという。
「当日の朝にカオルと話をし、彼はプレーの準備ができていると言ってくれた。彼の状態はよく分かっていた。試合中に時々、動きが止まることがあったが、体力的にも100%ではなかっただろうし、おそらく精神的にもそうだっただろう。しかし、カオルは我々にとって非常に重要な選手であり、後半のプレーはより良くなった。ビッグチャンスもあったし、彼のプレーには満足している。意欲を示してくれた」
他にも、「クラブを離れて代表チームで1か月を過ごしたり、そのために長距離移動を強いられるなかで良い状態を保つのは簡単ではない。身体的にも、心理的にも難しい」と語り、三笘がいかに厳しい状況でトッテナム戦をプレーしたかという点を強調した監督代行は、「非常に重要な選手だ」と繰り返し、残りのシーズンで巻き返しを誓う上で、背番号22に大きな期待を寄せている。
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