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「直近8試合で3得点も驚きはない」ブライトン大不振への三笘薫不在の影響を現地メディアが指摘! 今なお上位にランクインしている項目とは!?

THE DIGEST編集部

2024.04.11

腰の負傷で戦線離脱中の三笘。来季の完全復活に期待だ。(C)Getty Images

 ブライトンは現地時間4月6日に行なわれたプレミアリーグ第32節でアーセナルに本拠地アメックスで0-3の完敗を喫し、10位に順位を落としている。

 4月はプレミアリーグで1分け1敗と勝利なしで、3月も1勝2敗といずれも負け越し。そして得点を見ると、今月は2試合でノーゴール、先月は3試合で2ゴールと、シーズン序盤に攻撃的サッカーを展開してしばしば大勝を収めてきたチームの面影はほとんど見られない。

 この要因として真っ先に挙げられるのは、選手の負傷である。昨季、ロベルト・デ・ゼルビ監督の下で快進撃を披露し、クラブ史上初となる欧州カップ戦(ヨーロッパリーグ)の出場権を獲得したブライトンだったが、歴史的なシーズンである今季はハードスケジュールの影響か怪我人が続出している。
 
 それはシーズンを通しての深刻な事象であり、イタリア人指揮官にはベストメンバーを組む機会が長い間失われている。彼はアーセナル戦後、「多くの怪我人を抱えており、アーセナルに対抗することができなかった。我々は今、厳しい時期を過ごしている。昨季はより良い成績を収めたが、それは週1試合のペースだったからだ」と語り、悲壮感を漂わせた。

 一方で「来季はまた、同じレベルに到達できると思う。我々は前向きになる必要がある」と楽観的な見方も示した同監督だが、以前に彼は来季について「トニー(・ブルーム・オーナー)とはまだ話しておらず、まだ分からない」しながらも、「デニス・ウンダフは(シュツットガルトへのレンタルから)戻ってくるだろうし、三笘薫の怪我も良くなることを願っている」と語っている。

 2月18日の第25節シェフィールド・ユナイテッド戦を最後に、日本人アタッカーは腰の負傷によって戦列を離れ、今季中に復帰することはないことが明らかになっているが、同じく今季絶望のソリー・マーチ同様、その不在は、明らかにチームの攻撃力をさらに低下させており、三笘離脱後のブライトンの成績は9試合で公式戦2勝2分け5敗・4得点というものである(守備面の失点14も深刻だが……)。
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怪我人が復帰し、強行日程からも逃れられる可能性が高い来季の復活に期待