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「相手GKは何もできなかった」堂安律がホーム最終戦で披露したダイビングヘッド弾に現地メディアも賛辞!「満場の拍手を勝ち取った」

THE DIGEST編集部

2024.05.12

鮮やかなダイビングヘッドで今季6ゴール目を挙げた堂安。(C)Getty Images

 現地時間5月11日に行なわれたブンデスリーガ第22節で、フライブルクは今季のホーム最終戦でハイデンハイムと1-1で引き分けた。

 今季限りで退任するクリスティアン・シュトライヒ監督に勝利をプレゼントするため、来季の欧州カップ戦出場権確保のためにも、勝点3獲得が求められていたフライブルク。そして地元の観客の期待に応え、29分にフリーでのダイビングヘッドで先制点を奪ったのが、右サイドから適切なタイミングでゴール前に飛び込んだ堂安律だった。

 残念ながらフライブルクはその9分後に同点弾を許してしまい、以後はスコアを動かすことができずに終わったが、堂安自身は今季通算6ゴールと、ブンデスリーガにおいては1年目の昨季を上回る数字を記録するなど、ポジティブな印象を残すホーム最終戦となっている。
 
 データ専門サイト『WhoScored.com』によれば、ボールタッチ52回、シュート2本(枠内1本)、パス40本(成功33本)、キーパス4本、空中戦1回、クリア1回、ボールロスト2回、ファウル1回というスタッツを記録した背番号42について、クラブの公式サイトは「10チームとの対戦を前に、シュトライヒ監督は『我々の強い意志と決意を、人々に示さなければならない』と語っていたが、小さなフライブルクの選手はそれを体現した」と言及した。

 対戦したハイデンハイムの公式サイトは、堂安のゴールを「クリスティアン・ギュンターがプレッシャーを受けずにクロスを上げると、堂安の元に届き、彼はほとんど苦労なく頭で決めた」と伝えたが、ブンデスリーガ公式サイトは、このヘッド弾を得点確率「19%」と簡単ではないものだったと紹介している。
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「堂安は満席となったスタジアムのお祭り気分を高めた」