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C・ロナウドが4つのリーグで得点王の快挙、メッシはゴール&アシスト量産中! 衰え知らずの2大スターが今夏の国際舞台で築きそうな「信じられない記録」とは!?

THE DIGEST編集部

2024.05.30

メッシ(左)とC・ロナウド(右)はこの夏、それぞれコパ・アメリカとEUROでどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。(C)Getty Images

 現地時間5月27日に行なわれたサウジプロフェッショナルリーグの最終節、アル・イテハド戦で、クリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)は2ゴールを決め、2つの記録を新たに樹立した。

 前半終了間際に後方からのフィードを胸トラップして先制ゴールを奪った彼は、69分にはCKを頭で押し込んで2点目。その5分後に彼はベンチに退いたが、このダブルによって今季通算得点は35に達し、2位のアレクサンダル・ミトロビッチ(アル・ヒラル)の28得点に大差をつけてのリーグ得点王に輝くとともに、2018-2019シーズンに当時アル・ナスルのアブデルラザク・ハムダラー(現アル・イテハド)が記録した34ゴールというシーズン最多得点を更新してみせた。

 歴史的な2点目を挙げた際には、チームメイトの手荒い祝福を受けながら喜びを爆発させた39歳は、これでプレミアリーグ(マンチェスター・ユナイテッド)、ラ・リーガ(レアル・マドリー)、セリエA(ユベントス)、そしてサウジリーグという異なる4つのリーグで得点王のタイトルを獲得するという偉業も達成している。
 
 この試合の後、自身のSNSで「僕が記録を追っているのではない。記録が僕を追ってくるのだ」という"名言"を綴った彼は、キャリア通算得点が893(史上最多)となり、900点にあと7と迫っている。ストイックな姿勢でコンディションを維持し、得点力も健在の彼には来季以降も記録を伸ばし続けることが期待される。

 C・ロナウドといえば、同じ時代に歴代ナンバーワンの座を争い続けたリオネル・メッシの存在を忘れることはできない。通算833得点のアルゼンチンの英雄は現在、アメリカでその能力を存分に発揮し、MLSで絶大な影響力を誇るまでになっている。16節を終えた段階では、怪我や休養などもあり10試合の出場に止まるが、ランキング4位の10得点を叩き出し、さらに13ものアシストを記録。この数字だけでも、いかにその力が図抜けているかが窺い知れるだろう。
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39歳のC・ロナウド、36歳のメッシ。まだキャリアの終焉は見えない