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海外サッカー

「プレーに魔法は伴わず」最終盤の同点機逃した久保建英に現地メディアからは厳しい評価も…交代出場には「メスタージャが静まり返った」

THE DIGEST編集部

2025.01.20

バレンシア戦に後半途中から出場した久保。(C)Getty Images

バレンシア戦に後半途中から出場した久保。(C)Getty Images

 現地時間1月19日に行なわれたラ・リーガ第20節で、レアル・ソシエダはバレンシアに0-1で敗れている。

【動画】久保が古巣ビジャレアル戦でゴラッソ!

 最下位チームの本拠地に乗り込んだ一戦は、26分にウーゴ・ドゥーロをフリーにして先制ゴールを献上すると、以降はこれを挽回できず。直近の2戦で活躍を見せた久保建英は62分にシェラルド・ベッカーに代わって登場するも、終了間際のフリーでのシュートもゴールネットを揺らせず、決定的な仕事は果たせなかった。

 データ専門サイト『FOTMOB』によれば、久保は28分間のプレー時間において、ボールタッチ28回、シュート1回(枠内)、パス11回(成功9回)、ドリブル6回(成功3回)、ボール奪取2回、デュエル7回(勝利3回)というスタッツを記録。チャンスメイクの回数は0と、ホームチームの守備に封じられている。
 
 イマノル・アルグアシル監督は、久保をベンチスタートにしたことについて、「彼は非常に、非常に疲れていた。短期間で2試合をこなすことがどれだけ大変なことか、外部からは分からないと思う。選手たちが疲れており、今日はメンバー変更を余儀なくされた。フレッシュな状態だった選手たちもいたが、その中にもチャンスを活かせなかった選手がいたことで、チームに少し影響が出てしまった」と語った

 これを伝えたマドリードのスポーツ紙『MARCA』は、「久保とアンデル・バレネチェアがピッチに立ったことで、ラ・レアルは後半を一方的な展開に持ち込んだ」「久保はいつものように非常にアクティブな動きを見せ、試合の最後にはラ・レアルにとっての決定的なゴールチャンスも手にしたが、シュートは強さも正確さも欠け、GKギオルギ・ママルダシュビリの手中に収まった」と伝え、3点満点の採点は「1」止まりとしている。

 一方、『as』紙はバレンシアの視点から「絶好調の久保や、メスタージャでは“ゴールに愛されている”ミケル・オジャルサバルがベンチスタートであることは、ひとまず安心材料となった」「久保の交代出場がアナウンスされた瞬間、メスタージャは静まり返った。それは、彼がその才能によって勝ち取ったリスペクトからくる静寂であり、同時に観客の恐怖が生み出した静けさでもあった」と綴ったが、こちらも採点は「1」だった。
 
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