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海外サッカー

「こんなに走り、ドリブルするとは思わなかった」ネイマール、古巣サントスでの再デビューに好感触! 母国メディアは「現時点ですでに圧倒的な違いを…」

THE DIGEST編集部

2025.02.07

古巣のサントスに復帰したネイマールが初陣で好プレーを見せた。(C) Getty Images

古巣のサントスに復帰したネイマールが初陣で好プレーを見せた。(C) Getty Images

 6か月の契約で古巣サントスに加入したブラジル代表FWのネイマールが、現地時間2月5日に行なわれたカンピオナート・パウリスタ(サンパウロ選手権)第7節のボタフォゴ戦で、新天地デビューを飾っている。

【動画】相変わらずのキレ! ネイマールのサントス復帰戦プレー集
 懐かしの本拠地「ヴィラ・ベルミーロ」へ12年ぶりに凱旋を果たしたブラジルの至宝は、前半はベンチで戦況を見守り、1点リードで迎えた後半の開始とともにピッチに登場。鹿島アントラーズでもプレーしたディエゴ・ピトゥカからキャプテンマークを渡された背番号10は、アディショナルタイムも含めて51分間プレーした。

 2023年のワールドカップ予選ウルグアイ戦で前十字靭帯断裂の重傷を負って以降、公式戦では最も長くプレーしたネイマール。少し下がり目から10番としての役割を担い、ドリブルで複数のマーカーをかわしながらの惜しいシュートや鋭いスルーパスなどの見せ場を創ったが、次のゴールを生み出すことはできず、チームは67分に同点を許し、71分には数的優位も得たものの、これを活かせずに終わっている。

 積極的に相手選手に勝負を仕掛けたネイマールには、当然ながら相手の激しい当たりに見舞われ、悶絶する場面も。この試合で早くも5回のファウルを受けた彼は試合後、ボタフォゴの選手が次々に記念撮影をねだってきたことに触れ、「彼らには『今になって写真を撮りたいのか!? さっきまでめちゃくちゃ蹴りまくって、俺の足首をもぎ取る勢いだったじゃないか』って冗談を言ってやったよ」と語った(サンパウロの日刊紙『LANCE!』より)。

「それ(激しいプレー)もサッカーの一部だと分かっている。ピッチ上ではそういうものだし、誰も悪意があってやっているわけじゃない。俺を止める唯一の方法がそれだってことも分かっているよ。次の試合では、誰にも俺を見つけられないといいけどね(笑)」とユーモアたっぷりに続けた彼はまた、熱狂的な歓迎ぶりを示した古巣のサポーターへの愛情を表わすことも忘れていない。

「みんながこうして応援してくれるのは嬉しいよ。21歳でここを離れ、世界を回って、海外で歴史を作ってきた。どのクラブでも結果を残してきたし、こうして故郷に戻ってきた時に、そのことを認めてもらえるのは本当にありがたい。ファンのみんな、いつも支えてくれる人たち、そしてチームメイトのみんなに感謝している」
 
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