スペインのサッカー討論番組『El Chiringuito de Jugones』で、同番組のプレゼンターを務めるジャーナリストのエドゥ・アギーレ氏と対談を行なった中でのクリスティアーノ・ロナウドの発言が、世界中で大きな話題となっている。
【動画】三笘薫のプレミア・ベストゴール集!
「世界最高のゴールスコアラーか?」と訊かれた際、2月5日で40歳の誕生日を迎えた彼は「意味のないことを言う人がいる。ゴールスコアラーとはボールをゴールに入れる選手のことだろ? 僕は左利きではないのに、左足で最も多くゴールを決めた選手のトップ10に入っている。それにヘディング、PK、FK……右足については言うまでもないだろう。僕は史上最も完成された選手だと思う」と答えた。
さらに、「サッカーにおいては、全てをこなせる。ヘディングが強く、FKを決められ、左右両足が使え、フィジカルが強く、突破力もある。なかには、メッシやペレ、そして(ディエゴ・)マラドーナを推す人もいて、それは好みの問題であることは理解しているし、尊重もするが、僕が未完だというのは嘘。最も完全なのは自分だ。(史上最高の選手は)僕だと思う。僕より優れた選手を見たことがない。これは本心で言っている」とも言い切っている。
彼自身が指摘しているように、誰が史上最高か? はそれぞれの主観であり、誰もが納得するひとつの答えはおそらく永久に出ないと思われるテーマだと言えるが、英国のスポーツ専門メディア『GIVEMESPORT』は、ロナウドの言葉に触発されたわけではないだろうが、独自の基準によって「完成度の高い選手」のランキングを発表した。
同メディアは、「完全なサッカー選手とは本来、そのポジションで求められるあらゆるプレーを高いレベルかつ安定してこなせる選手を指す。ゴールを決め、アシストし、パスを出せ、タックルを仕掛け、ヘディングも決めるなど、あらゆる面で優れた能力を持つ選手だ」と定義づけたうえで、以下のように「ベスト12」を選定している。
1位:ルート・フリット(1979~98年)
2位:ロナルド・クーマン(1980~97年)
3位:クリスティアーノ・ロナウド(2002年~)
4位:スティーブン・ジェラード(1998~2016年)
5位:ヨハン・クライフ(1964~84年)
6位:リオネル・メッシ(2004年~)
7位:ウェイン・ルーニー(2002~21年)
8位:フランツ・ベッケンバウアー(1964~83年)
9位:クラレンス・セードルフ(1992~2014年)
10位:ジネディーヌ・ジダン(1989~2006年)
11位:フランク・ライカールト(1980~95年)
12位:ダンカン・エドワーズ(キャリア1952~58年)
1958年の「ミュンヘンの悲劇」によって21歳で命を落としたマンチェスター・ユナイテッドのMFエドワーズは、「フィールドプレーヤーとしてどのポジションでもプレーできた」という。ライカールトは、1980~90年代にミラン、オランダ代表の核として多くの栄光を掴み、最も価値の高い選手の称号を手にしたことも。「守備面であらゆる能力を有し、さらに戦術的知性を持ち合わせ、攻撃でもその驚異的なボールテクニックを活かし、セカンドストライカーとしての役割をこなすこともできた」。
20世紀最後のスーパースターと呼ばれ、フランスを初めて世界の頂点に押し上げ、ユベントス、レアル・マドリーで絶対的な存在として君臨したジダンは、「そのプレーを見るのが楽しい選手。他の選手より知性が優れており、常に対戦相手の一歩先を行った。そして技術力は桁外れで、ボールを優しく扱い、チームメイトとの連係は実に優雅だった」とのことで、「その才能には畏敬の念を抱かずにはいられない」と同メディアは敬意を表した。
アヤックス、マドリー、ミランという異なる3つのクラブでチャンピオンズリーグ(CL)を勝ち取った記録を持つセードルフは、「中盤をまとめる能力により、所属したクラブの全てのファンから愛された。このオランダ人にできないことは何もなかった」。DFとして唯一となる2度のバロンドール受賞者であるドイツの「皇帝」ベッケンバウアーは「ボールを持った際の落ち着き、攻撃力、そして守備における優れた判断力と知性を兼ね備え、リベロとして時代をはるかに先取りしたスタイルを有していた」。
2000年代初頭に彗星のごとく現われたルーニーは、マンUで16個のトロフィー獲得に貢献。ストライカーとして多くの偉大な記録を樹立しながらも、中盤でのプレーでも魅せた彼を、同メディアは「できないことはほとんどない、おそらくイングランド史上最高の選手」と絶賛している。
メッシが6位というのには納得がいかない者は多いだろうが、「間違いなく完璧な選手」がこの順位に落ち着いたのは、「空中戦やタックルなど、フィジカル的側面に関してはより多才なFWが彼の試合では存在しているからだ」。彼とともに世界最高と目されるペレやマラドーナがランクインしていないのも、同様の理由からだろう。
【動画】三笘薫のプレミア・ベストゴール集!
「世界最高のゴールスコアラーか?」と訊かれた際、2月5日で40歳の誕生日を迎えた彼は「意味のないことを言う人がいる。ゴールスコアラーとはボールをゴールに入れる選手のことだろ? 僕は左利きではないのに、左足で最も多くゴールを決めた選手のトップ10に入っている。それにヘディング、PK、FK……右足については言うまでもないだろう。僕は史上最も完成された選手だと思う」と答えた。
さらに、「サッカーにおいては、全てをこなせる。ヘディングが強く、FKを決められ、左右両足が使え、フィジカルが強く、突破力もある。なかには、メッシやペレ、そして(ディエゴ・)マラドーナを推す人もいて、それは好みの問題であることは理解しているし、尊重もするが、僕が未完だというのは嘘。最も完全なのは自分だ。(史上最高の選手は)僕だと思う。僕より優れた選手を見たことがない。これは本心で言っている」とも言い切っている。
彼自身が指摘しているように、誰が史上最高か? はそれぞれの主観であり、誰もが納得するひとつの答えはおそらく永久に出ないと思われるテーマだと言えるが、英国のスポーツ専門メディア『GIVEMESPORT』は、ロナウドの言葉に触発されたわけではないだろうが、独自の基準によって「完成度の高い選手」のランキングを発表した。
同メディアは、「完全なサッカー選手とは本来、そのポジションで求められるあらゆるプレーを高いレベルかつ安定してこなせる選手を指す。ゴールを決め、アシストし、パスを出せ、タックルを仕掛け、ヘディングも決めるなど、あらゆる面で優れた能力を持つ選手だ」と定義づけたうえで、以下のように「ベスト12」を選定している。
1位:ルート・フリット(1979~98年)
2位:ロナルド・クーマン(1980~97年)
3位:クリスティアーノ・ロナウド(2002年~)
4位:スティーブン・ジェラード(1998~2016年)
5位:ヨハン・クライフ(1964~84年)
6位:リオネル・メッシ(2004年~)
7位:ウェイン・ルーニー(2002~21年)
8位:フランツ・ベッケンバウアー(1964~83年)
9位:クラレンス・セードルフ(1992~2014年)
10位:ジネディーヌ・ジダン(1989~2006年)
11位:フランク・ライカールト(1980~95年)
12位:ダンカン・エドワーズ(キャリア1952~58年)
1958年の「ミュンヘンの悲劇」によって21歳で命を落としたマンチェスター・ユナイテッドのMFエドワーズは、「フィールドプレーヤーとしてどのポジションでもプレーできた」という。ライカールトは、1980~90年代にミラン、オランダ代表の核として多くの栄光を掴み、最も価値の高い選手の称号を手にしたことも。「守備面であらゆる能力を有し、さらに戦術的知性を持ち合わせ、攻撃でもその驚異的なボールテクニックを活かし、セカンドストライカーとしての役割をこなすこともできた」。
20世紀最後のスーパースターと呼ばれ、フランスを初めて世界の頂点に押し上げ、ユベントス、レアル・マドリーで絶対的な存在として君臨したジダンは、「そのプレーを見るのが楽しい選手。他の選手より知性が優れており、常に対戦相手の一歩先を行った。そして技術力は桁外れで、ボールを優しく扱い、チームメイトとの連係は実に優雅だった」とのことで、「その才能には畏敬の念を抱かずにはいられない」と同メディアは敬意を表した。
アヤックス、マドリー、ミランという異なる3つのクラブでチャンピオンズリーグ(CL)を勝ち取った記録を持つセードルフは、「中盤をまとめる能力により、所属したクラブの全てのファンから愛された。このオランダ人にできないことは何もなかった」。DFとして唯一となる2度のバロンドール受賞者であるドイツの「皇帝」ベッケンバウアーは「ボールを持った際の落ち着き、攻撃力、そして守備における優れた判断力と知性を兼ね備え、リベロとして時代をはるかに先取りしたスタイルを有していた」。
2000年代初頭に彗星のごとく現われたルーニーは、マンUで16個のトロフィー獲得に貢献。ストライカーとして多くの偉大な記録を樹立しながらも、中盤でのプレーでも魅せた彼を、同メディアは「できないことはほとんどない、おそらくイングランド史上最高の選手」と絶賛している。
メッシが6位というのには納得がいかない者は多いだろうが、「間違いなく完璧な選手」がこの順位に落ち着いたのは、「空中戦やタックルなど、フィジカル的側面に関してはより多才なFWが彼の試合では存在しているからだ」。彼とともに世界最高と目されるペレやマラドーナがランクインしていないのも、同様の理由からだろう。
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