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海外サッカー

48試合で歴代10位の49得点! 悪夢のCLマドリー戦で高みに達したハーランドには現地メディアが賛辞!「マンC加入後ではベストプレー」

THE DIGEST編集部

2025.02.13

80分にハーランドがPKでこの日2点目をゲット。この勝ち越し点でマンCの勝利は確実かと思われたが。(C)Getty Images

80分にハーランドがPKでこの日2点目をゲット。この勝ち越し点でマンCの勝利は確実かと思われたが。(C)Getty Images

 現地時間2月11日に行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)のプレーオフ第1戦で、マンチェスター・シティはレアル・マドリーに2-3の逆転負けを喫した。

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 本拠地イテハド・スタジアムでの一戦は、19分にアーリング・ハーランドがゴールネットを揺らして先制し、60分にキリアン・エムバペの同点弾を許したものの、終盤の80分にフィル・フォデンが倒されて得たPKを再びハーランドが決めて勝ち越し。大きく先勝に近づいたが、6分後にこぼれ球をブラヒム・ディアスに詰められて再度追いつかれると、アディショナルタイムには速攻からジュード・ベリンガムに逆転ゴールを決められ、今季何度も味わっている悪夢の結末を迎えることとなった。

 不振から脱却できずにいるマンCにとっては、次ラウンド進出の可能性が大きく萎む失意の戦いとなったが、その中で前述の通り2ゴールと躍動したハーランド。地元マンチェスターの『Manchester Evening News』は、10点満点の採点で「9」という極めて高い評価を下し、「2得点、先制時にはビルドアップにも大きく貢献し、さらに守備でも多くの仕事をこなした。マドリーはエムバペではなく、ハーランドを獲得すれば良かったと思っているだろう」と賛辞を贈っている。
 
 スポーツ専門チャンネル『ESPN』もエムバペを引き合いに出し、「試合前、ルベン・ディアスは『これはハーランド対エムバペではなく、マンC対マドリーの試合だ』と語っていた。しかし、実際にはハーランド対エムバペの対決でもあった。これが、リオネル・メッシ対クリスティアーノ・ロナウドのようなライバル関係に発展するかどうかはまだ分からないが、大きな注目を集めていたからだ」と綴り、以下のように続けた。

「試合はハーランドの先制点で幕を開け、対するエムバペは前半に同点弾のチャンスを得るが、シュートを大きく外してしまった。後半にも彼は再び決定機を迎えたが、GKエデルソンの好守に阻まれる。そして彼のゴールは、まさに幸運な一撃だった。シュートは彼の脛に当たり、偶然にもゴールに吸い込まれたからだ。一方、ハーランドはPKでマンCに勝ち越し点をもたらした。結果として、このストライカー対決は『ハーランド2-1エムバペ』に終わった。次週の再戦が待ち遠しいものだ」

 サッカー界の新たな盟主の座を争う戦いにおいて、今回は「勝者」となった24歳のノルウェー代表ストライカーだが、この欧州王者との戦いではひとつの高みに達している。まず、マドリーとの4度目の対戦で初めてゴールを奪ったことだ。スペイン・マドリードのスポーツ紙『MARCA』も、これを報じている。
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