レアル・ソシエダは現地時間2月9日に行なわれたラ・リーガ第23節でエスパニョールを2-1で下し、4試合ぶりの白星を飾っている。
【動画】エスパニョール戦、終盤の投入で久保建英がチャンスを量産!
開始1分でシェラルド・ベッカーのゴールで先制し、53分にPKで追いつかれるも、終盤の84分に交代出場したブライス・メンデスが、左からのクロスを上手くコントロールして冷静かつテクニカルなフィニッシュを決めて勝点3をゲット。アシストを決めたホン・アンデル・オラサガスティも交代出場ということで、イマノル・アルグアシル監督の采配が当たる結果となった。
このホームゲームで、久保建英はスタメンを外れ、76分にベッカーとの交代でピッチに立ち、決勝点をチームにもたらそうと積極的にプレー。16回のボールタッチでシュート1回(枠外)、チャンスメイク1回、パス12回(成功10回)、クロス1回、ボール奪取1回、地上デュエル1回(勝利)、被ファウル1回というスタッツを記録している(データ専門サイト『FOTMOB』より)。
現地メディアの報道を見ると、マドリードのスポーツ紙『MARCA』は、わずか14分間の出場だった久保に採点はつけなかったが、ライブ実況では「77分、いきなり突破を仕掛け、最初のクロスをペナルティエリア内へ供給」「87分、久保、アンデル・バレネチェアと繋いで最後はホン・アランブルがシュート」「90分、素晴らしいプレーを見せた久保がオラサガスティを見つけ、オラサガスティが完璧なクロスを送ると、ミケル・オヤルサバルが楽々と決めるかと思われたが、相手CBがクリア」と、たびたび彼のプレーに言及した。
一方、『as』紙は3点満点の採点で、久保に対しては「1」止まりとしたが、個別評価の記事では「ベンチにいるのはもったいないほどの選手だが、全ての試合に出場するわけにはいかない。途中出場すると、それまで見つからなかったスペースを見出し、エスパニョールの守備を崩しにかかった」と、ポジティブに寸評を綴っている。
バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、彼の14分間を「活気に満ちた」と表現したが、「エスパニョールが非常に引いて守っていたため、プレーの選択肢は限られていた。最初は外に流れてクロスを上げ、次に中央に入ってゲームの展開を変えるプレーを見せたが、それ以外では印象的なものは少なかった」と、厳しい見解も含めた記述となった。
ソシエダの地元バスク・ギプスコアの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』は、「後半、エスパニョールの同点後、アルグアシル監督は徐々にサイド攻撃を強化し、最初にバレネチェア、次に久保を起用し、外に幅を持たせた。これにより『ラ・レアル』は両ウイングを広げ、ルカ・スチッチやオラサガスティが、広がったエスパニョールの守備ラインにできた隙間を突こうとして脅威を与えた」と、久保の起用の効果の程を伝えている。
「ソシエダは久保の活躍でさらにゴールを決めるチャンスがあったが、そもそも得点力に課題があるチームであり、過度な期待ができるものではなかった」とも綴った同メディアは、個別評価ではこちらも採点はなしとなったものの、「プレー時間は短かったが、出場の効果は感じられ、幾つかの見せ場を創った」と、背番号14を評した。
最後にサッカー専門サイト『El Desmarque』は、10点満点の採点で「6」(チーム2番目タイ)を付与し、「ベッカーがスタメン起用によって、後半途中からの出場となったが、限られたプレー時間の中で、幾つか良いプレーを見せた」と、こちらも好意的な見解を示している。
構成●THE DIGEST編集部
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このホームゲームで、久保建英はスタメンを外れ、76分にベッカーとの交代でピッチに立ち、決勝点をチームにもたらそうと積極的にプレー。16回のボールタッチでシュート1回(枠外)、チャンスメイク1回、パス12回(成功10回)、クロス1回、ボール奪取1回、地上デュエル1回(勝利)、被ファウル1回というスタッツを記録している(データ専門サイト『FOTMOB』より)。
現地メディアの報道を見ると、マドリードのスポーツ紙『MARCA』は、わずか14分間の出場だった久保に採点はつけなかったが、ライブ実況では「77分、いきなり突破を仕掛け、最初のクロスをペナルティエリア内へ供給」「87分、久保、アンデル・バレネチェアと繋いで最後はホン・アランブルがシュート」「90分、素晴らしいプレーを見せた久保がオラサガスティを見つけ、オラサガスティが完璧なクロスを送ると、ミケル・オヤルサバルが楽々と決めるかと思われたが、相手CBがクリア」と、たびたび彼のプレーに言及した。
一方、『as』紙は3点満点の採点で、久保に対しては「1」止まりとしたが、個別評価の記事では「ベンチにいるのはもったいないほどの選手だが、全ての試合に出場するわけにはいかない。途中出場すると、それまで見つからなかったスペースを見出し、エスパニョールの守備を崩しにかかった」と、ポジティブに寸評を綴っている。
バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、彼の14分間を「活気に満ちた」と表現したが、「エスパニョールが非常に引いて守っていたため、プレーの選択肢は限られていた。最初は外に流れてクロスを上げ、次に中央に入ってゲームの展開を変えるプレーを見せたが、それ以外では印象的なものは少なかった」と、厳しい見解も含めた記述となった。
ソシエダの地元バスク・ギプスコアの日刊紙『noticias de Gipuzkoa』は、「後半、エスパニョールの同点後、アルグアシル監督は徐々にサイド攻撃を強化し、最初にバレネチェア、次に久保を起用し、外に幅を持たせた。これにより『ラ・レアル』は両ウイングを広げ、ルカ・スチッチやオラサガスティが、広がったエスパニョールの守備ラインにできた隙間を突こうとして脅威を与えた」と、久保の起用の効果の程を伝えている。
「ソシエダは久保の活躍でさらにゴールを決めるチャンスがあったが、そもそも得点力に課題があるチームであり、過度な期待ができるものではなかった」とも綴った同メディアは、個別評価ではこちらも採点はなしとなったものの、「プレー時間は短かったが、出場の効果は感じられ、幾つかの見せ場を創った」と、背番号14を評した。
最後にサッカー専門サイト『El Desmarque』は、10点満点の採点で「6」(チーム2番目タイ)を付与し、「ベッカーがスタメン起用によって、後半途中からの出場となったが、限られたプレー時間の中で、幾つか良いプレーを見せた」と、こちらも好意的な見解を示している。
構成●THE DIGEST編集部
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