モナコは現地時間2月15日に行なわれたリーグアン第22節でナントを7-1というビッグスコアで下して公式戦3試合ぶりの勝利を飾ったが、南野拓実は1得点・2アシストという活躍でこれに大貢献してみせた。
【動画】南野拓実が躍動! ナント戦で1得点・2アシストの活躍
開始4分にアウェーチームのゴールで動いた本拠地スタッド・ルイ・ドゥでの一戦、44分に南野が左サイドからクロスを入れてミカ・ビエレスの先制弾をアシストすると、その1分後にラミン・カマラの縦パスを受けてのテクニカルなダイレクトボレーで自ら加点。後半開始から4分後にもエリース・ベン・セギルにラストパスを通し、さらに54分にはペナルティーエリア内でのパスが相手選手に当たってビエレスに渡るという形で、この試合4度目のゴールへの関与を果たした。
開始8分で相手選手の退場によって数的優位を得、それを活かして大量得点を挙げるのに成功した一戦で、南野は開幕戦以来となる得点の他、2つのアシストを記録するなど躍動。61分に交代でベンチに退くまでに、ボールタッチ32回、シュート3回(枠内1回)、パス22回(成功18回)、キーパス3回、ドリブル1回(成功)、地上デュエル5回(勝利1回)、ファウル1回というスタッツを記録している(データ専門サイト『FOTMOB』より)。
現地メディアの報道では、フランスのスポーツ紙『L’EQUIPE』が「南野が(プレー中の)全ての好機に絡む」と見出しを打った記事の中で、「この試合の主役はナントのサイモン・モーゼスだったかもしれない。しかし最終的に、南野が彼の存在感を上回った。ビエリスとベン・セギルへ絶妙なアシストを送り、さらに自身も逆転ゴールを決めた」と伝えた。
日刊紙『LE FIGARO』も、「南野は1ゴール・2アシストを記録するなど、絶好のタイミングで調子を取り戻した」と綴り、ゴールについて「ここ数週間、精彩を欠いていた日本代表選手が右足でボレー。これがGKロペスの判断ミスを誘い、ゴールに繋がった」とレポート。さらに別の記事では、以下のように背番号18を評している。
「南野、アシストとゴールで輝く。彼は自身のパフォーマンスに満足できたことだろう。2列目でビエリスを支えた日本人MFは、ナント守備陣を最も苦しめたモナコの選手のひとりだった。同点ゴールをアシストした直後、ペナルティーエリア手前からの見事なシュートで追加点を決め、GKアントニー・ロペスに何もさせなかった。さらにアシストを追加した彼は、観客を魅了するサイド突破も何度か披露。61分の交代は、火曜日(チャンピオンズ・リーグのベンフィカ戦)を見据えた温存策だった可能性が高く、賢明な判断だろう」
サッカー専門メディアでは、『Made in FOOT』が10点満点の採点でビエリス(9)に次ぐチーム2番目タイとなる「8」を南野に与え、同採点とした『maxifoot.fr』は寸評で「試合を変えた1分間の主役! 前半44分まではほとんど目立たなかったものの、前半終了間際に突如として輝きを放った。(中略)試合を決定づける活躍ぶりだった」と彼を称賛した。
最後にモナコのクラブ専門サイト『LA DIAGONALE』は、「日本人MFは今季最高のパフォーマンスを見せたわけではないが、長らく遠ざかっていた結果をようやく取り戻した。最後にゴールを決めたのは昨年10月、チームが絶好調だった頃のレッドスター戦(CL)で2ゴールを記録して以来だった」と評し、チーム2番目となる「7」の高採点を付与したが、「ただしプレー全体では、良い動きや有効なワンタッチプレーを幾つか見せた一方で、やや影が薄い場面もあった」とも指摘している。
構成●THE DIGEST編集部
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開始4分にアウェーチームのゴールで動いた本拠地スタッド・ルイ・ドゥでの一戦、44分に南野が左サイドからクロスを入れてミカ・ビエレスの先制弾をアシストすると、その1分後にラミン・カマラの縦パスを受けてのテクニカルなダイレクトボレーで自ら加点。後半開始から4分後にもエリース・ベン・セギルにラストパスを通し、さらに54分にはペナルティーエリア内でのパスが相手選手に当たってビエレスに渡るという形で、この試合4度目のゴールへの関与を果たした。
開始8分で相手選手の退場によって数的優位を得、それを活かして大量得点を挙げるのに成功した一戦で、南野は開幕戦以来となる得点の他、2つのアシストを記録するなど躍動。61分に交代でベンチに退くまでに、ボールタッチ32回、シュート3回(枠内1回)、パス22回(成功18回)、キーパス3回、ドリブル1回(成功)、地上デュエル5回(勝利1回)、ファウル1回というスタッツを記録している(データ専門サイト『FOTMOB』より)。
現地メディアの報道では、フランスのスポーツ紙『L’EQUIPE』が「南野が(プレー中の)全ての好機に絡む」と見出しを打った記事の中で、「この試合の主役はナントのサイモン・モーゼスだったかもしれない。しかし最終的に、南野が彼の存在感を上回った。ビエリスとベン・セギルへ絶妙なアシストを送り、さらに自身も逆転ゴールを決めた」と伝えた。
日刊紙『LE FIGARO』も、「南野は1ゴール・2アシストを記録するなど、絶好のタイミングで調子を取り戻した」と綴り、ゴールについて「ここ数週間、精彩を欠いていた日本代表選手が右足でボレー。これがGKロペスの判断ミスを誘い、ゴールに繋がった」とレポート。さらに別の記事では、以下のように背番号18を評している。
「南野、アシストとゴールで輝く。彼は自身のパフォーマンスに満足できたことだろう。2列目でビエリスを支えた日本人MFは、ナント守備陣を最も苦しめたモナコの選手のひとりだった。同点ゴールをアシストした直後、ペナルティーエリア手前からの見事なシュートで追加点を決め、GKアントニー・ロペスに何もさせなかった。さらにアシストを追加した彼は、観客を魅了するサイド突破も何度か披露。61分の交代は、火曜日(チャンピオンズ・リーグのベンフィカ戦)を見据えた温存策だった可能性が高く、賢明な判断だろう」
サッカー専門メディアでは、『Made in FOOT』が10点満点の採点でビエリス(9)に次ぐチーム2番目タイとなる「8」を南野に与え、同採点とした『maxifoot.fr』は寸評で「試合を変えた1分間の主役! 前半44分まではほとんど目立たなかったものの、前半終了間際に突如として輝きを放った。(中略)試合を決定づける活躍ぶりだった」と彼を称賛した。
最後にモナコのクラブ専門サイト『LA DIAGONALE』は、「日本人MFは今季最高のパフォーマンスを見せたわけではないが、長らく遠ざかっていた結果をようやく取り戻した。最後にゴールを決めたのは昨年10月、チームが絶好調だった頃のレッドスター戦(CL)で2ゴールを記録して以来だった」と評し、チーム2番目となる「7」の高採点を付与したが、「ただしプレー全体では、良い動きや有効なワンタッチプレーを幾つか見せた一方で、やや影が薄い場面もあった」とも指摘している。
構成●THE DIGEST編集部
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