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海外サッカー

「今節屈指のゴールだ!」久保建英、自画自賛の鮮烈ミドル弾にスペイン各紙で賛辞止まず「他の選手とは一線を画す存在」

THE DIGEST編集部

2025.02.15

ELミッティラン戦でファインゴールを決めた久保。(C) Getty Images

ELミッティラン戦でファインゴールを決めた久保。(C) Getty Images

 現地時間2月13日に行なわれたヨーロッパリーグ(EL)のプレーオフ第1戦、レアル・ソシエダはデンマークのミッティランを2-1で下したが、貴重な2点目を決めてチームを敵地での勝利に導いたのが久保建英だった。

【動画】「まさに今節のベストゴール!」久保建英がELミッティラン戦でゴラッソ
 11分にブライス・メンデスのPKで先制してから20分後、久保は右サイドからカットインし、ペナルティーエリア手前で左足を振り抜いてゴール左隅に鮮やかなミドルを突き刺す。38分にホームチームの反撃を許して1点を返されたものの、「ラ・レアル」はリードを守り切り、先勝を飾って次ラウンド進出に大きく前進した。
 

 クラブはSNSに「(久保は)凄いことを成し遂げた」「タケ、最高!」と投稿し、公式サイトでも「久保のシュートは素晴らしいものだった。この日本人選手は、左足のシュートをゴール左上隅へ突き刺してリードを広げた」と賛辞をまじえてレポート。UEFA(欧州サッカー連盟)も、公式サイトで「見事なフィニッシュ!」と称賛し、彼のゴールは「ゴール・オブ・ザ・デイ」の候補(4つ)にもノミネートされた。

 現地メディアによる久保への報道や評価を見ると、マドリードのスポーツ紙『MARCA』は3点満点の採点で「2」を与え、ライブ実況の記事では「久保のなんというゴラッソ! いつものように中央へ切れ込むと、強烈な一撃を放ち、ファーサイドのトップコーナーに突き刺した。この止めようがない一撃で、ラ・レアルのリードは2点に広がった」と、このゴール場面を報じている。

 一方、『as』紙は「ボールを受けた久保は、左足でシュートを狙うために中央へカットイン。エリア手前で顔を上げて狙いを定めると、左足を振り抜いて遠いポストの上隅へズドン! ゴールが決まり、彼は歓喜の雄叫びを上げる。まさに今節屈指のゴールだ!」と綴り、さらに「ラ・レアルのゴラッソ! 久保の強烈なミサイルシュート! 驚異的な左足の一撃!」と絶賛した。

 また別の記事でも、「ミッティランのダイレクトプレーにソシエダは苦しんでいたが、そこに現われたのは久保……やはり久保だった。右サイドからカットインして強烈なシュートを放って見事なゴールを決めた彼の存在は、それだけでELのベスト16入りを果たすのに値するほどだった」とポジティブな記述は続き、他にも「試合を決定づけた」「マイナス2度の寒さの中での、リオネル・メッシのような久保のゴラッソ」「この試合で最も美しいゴール」「彼がキャリアにおいて大きく向上させた、見事なシュート」と賛辞が並んだ。
 
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