今季、不安定な戦いぶりが続いているミラン。セリエAでは25節を終えた時点で欧州カップ出場圏外の7位に沈み、チャンピオンズリーグ(CL)ではプレーオフ敗退で16強入りを果たせずに終わっている。
【動画】カウンターから抜け出した三笘薫が鮮やかなループ弾!
パウロ・フォンセカ前監督が昨年末に解任され、セルジオ・コンセイソンが指揮を執ると、すぐにユベントス、インテルを下してタイトル(スーペルコッパ)を獲得するなど、持ち直したかと思われたが、セリエAでは下位チーム相手の取りこぼしが続き、CLプレーオフのフェイエノールト戦では不甲斐ないプレーで敵地での第1戦を落とすと、リターンマッチでは順調な試合運びでタイに持ち込んだものの、テオ・エルナンデズの退場でペースを崩して失点し、そのまま逃げ切られてしまった。
失意の一戦から4日、直近の試合であるセリエA第26節トリノ戦ではプロらしからぬミスからのオウンゴールで先制点を献上し、PKをはじめ再三得点機を迎えるも相手GKの好守によって活かせず。終盤に差し掛かるところでようやく追いつくも、その数分後に一瞬の隙を突かれて失点という形で今季6敗目を喫すると、早くもポルトガル人指揮官の去就についてネガティブな報道が現地メディア相次ぐようになった。
ミランのクラブ専門サイト『sempre milan』は、「今後1週間でチーム状況が好転しなければ、コンセイソン監督は夏に解任される可能性があり、早期の別れが訪れるかもしれない」と警告。一方、同メディアが情報源としたスポーツ紙『Tutto Sport』は、現時点でまだ指揮官の地位は安定しているものの、「早急な立て直しが必要とされている」として、現地時間2月27日に行なわれる9節延期分のボローニャ戦、その4日後の27節ラツィオ戦が極めて重要なものになると伝えている。
『Gazzetta dello Sport』紙は、「ミランは、木曜日に行なわれるボローニャ戦という“救命ボート”にしがみついている。ここで再び敗れれば、4位以内に入って来季のCL出場権を獲得する希望はほぼ絶たれることになる。現在、ボローニャとは勝点41で並んで7、8位を争っており、直接対決は実質的なプレーオフの様相を呈するだろう」と綴り、ラツィオ戦についても「CL出場権を獲得できるのか、逃すのか、答えはすぐに分かるだろう」と、ミランの命運を決する戦いになるとの見解を示した。
同メディアは、改めて「チーム自体は決して悪くなく、むしろ選手個々の実力を見れば非常に優秀なチームと言える」とし、ミランがここまで追い込まれた原因を検証。そして、「監督たちがこのチームを上手く活かせていない」と指摘し、フォンセカ、コンセイソンの両指揮官が「最適な戦術を見出せなかった」と断罪している。
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パウロ・フォンセカ前監督が昨年末に解任され、セルジオ・コンセイソンが指揮を執ると、すぐにユベントス、インテルを下してタイトル(スーペルコッパ)を獲得するなど、持ち直したかと思われたが、セリエAでは下位チーム相手の取りこぼしが続き、CLプレーオフのフェイエノールト戦では不甲斐ないプレーで敵地での第1戦を落とすと、リターンマッチでは順調な試合運びでタイに持ち込んだものの、テオ・エルナンデズの退場でペースを崩して失点し、そのまま逃げ切られてしまった。
失意の一戦から4日、直近の試合であるセリエA第26節トリノ戦ではプロらしからぬミスからのオウンゴールで先制点を献上し、PKをはじめ再三得点機を迎えるも相手GKの好守によって活かせず。終盤に差し掛かるところでようやく追いつくも、その数分後に一瞬の隙を突かれて失点という形で今季6敗目を喫すると、早くもポルトガル人指揮官の去就についてネガティブな報道が現地メディア相次ぐようになった。
ミランのクラブ専門サイト『sempre milan』は、「今後1週間でチーム状況が好転しなければ、コンセイソン監督は夏に解任される可能性があり、早期の別れが訪れるかもしれない」と警告。一方、同メディアが情報源としたスポーツ紙『Tutto Sport』は、現時点でまだ指揮官の地位は安定しているものの、「早急な立て直しが必要とされている」として、現地時間2月27日に行なわれる9節延期分のボローニャ戦、その4日後の27節ラツィオ戦が極めて重要なものになると伝えている。
『Gazzetta dello Sport』紙は、「ミランは、木曜日に行なわれるボローニャ戦という“救命ボート”にしがみついている。ここで再び敗れれば、4位以内に入って来季のCL出場権を獲得する希望はほぼ絶たれることになる。現在、ボローニャとは勝点41で並んで7、8位を争っており、直接対決は実質的なプレーオフの様相を呈するだろう」と綴り、ラツィオ戦についても「CL出場権を獲得できるのか、逃すのか、答えはすぐに分かるだろう」と、ミランの命運を決する戦いになるとの見解を示した。
同メディアは、改めて「チーム自体は決して悪くなく、むしろ選手個々の実力を見れば非常に優秀なチームと言える」とし、ミランがここまで追い込まれた原因を検証。そして、「監督たちがこのチームを上手く活かせていない」と指摘し、フォンセカ、コンセイソンの両指揮官が「最適な戦術を見出せなかった」と断罪している。
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