スコットランド・プレミアシップは、第34節から２つのカテゴリーに分かれてプレーオフ・ラウンドに突入したが、チャンピオンシップ・グループのセルティックは４月26日にダンディー・ユナイテッドを５-０で撃破。４試合を残して、４シーズン連続通算55回目のリーグ制覇を果たしている。
【動画】前田２G、旗手３Aと日本人コンビが大活躍！
このアウェーマッチでのゴールラッシュは、30分に相手のオウンゴールによって口火が切られ、38分と前半アディショナルタイムには前田大然のクロスをニコラス・キューンがダイレクトで合わせて加点、後半にもアダム・イダーの頭と右足による２ゴール（47分、58分）が決まり、このリードを守ったまま栄光の瞬間を迎えた。
前田は２アシストで勝利に貢献し、試合後の優勝セレモニーでは「再びチャンピオンになれて嬉しい」と喜びを明かした後、「グラスゴーは緑色だ」とコメント。これを報じた日刊紙『THE SCOTTISH Sun』は、「駆け付けたサポーターは歓声を上げ、チームメートのジェームズ・フォレスト、ルーク・マッコーワン、スコット・ベインも一緒に笑っている様子が見られた。SNS上のファンもこの発言を大絶賛し、冗談まじりに『彼の銅像を建てるべきだ』と求める声まで上がった」と伝えている。
また同メディアは、今季を通して安定した活躍を見せ、冬に古橋亨梧がレンヌに移籍した後、このトップストライカーの抜けた穴を完全に埋める得点力を維持してきた前田について「（このダンディー・U戦では）珍しくゴールを決められなかったが、２アシストを記録したことで、今季のゴールへの関与は42回に達した」と紹介し、以下のように賛辞を綴った。
「電光石火の日本人FWは今季、セルティックのスター選手であり、シーズン終了時には間違いなく『プレーヤー・オブ・ザ・イヤー』の栄冠を手にするだろう。彼はさらに５月24日、ハンプデン・パークで行なわれるアバディーンとのスコティッシュ・カップ決勝で、セルティックにとって２度目となる『トレブル』を達成する可能性がある。グラスゴーに到来して以来、前田は国内トロフィーを２つしか逃していない」
プレーヤー・オブ・ザ・イヤーについては、『THE SCOTSMAN』紙も「この日本人選手は今季の受賞最有力候補であり、セルティックでの素晴らしい活躍を考えれば当然のことだ。全てのコンペティションを通じて26ゴールを挙げ、さらに８アシストを記録している。シーズン終了後の各賞を総なめにすることが期待されている」として、スポーツベッティング企業『Gambling.com』のオッズでもトップであることを報じている。
セルティックの地元であるグラスゴーの総合サイト『Glasgow World』は、宿敵レンジャーズ暫定監督であるバリー・ファーガソンの兄で、コメンテーターを務めるデレクが、『Ibrox News』のインタビューで、セルティックから誰かひとりをレンジャーズに引き抜くとすれば？ と訊かれて「前田は際立っていて、素晴らしいプレーを見せている。さらに、彼は異なるポジションでもプレーできる。他の選手にも影響を与えるエネルギーと態度を持っており、『獲得したい』と思わせる選手だ」と語ったことを伝えた。
このように、リーグ制覇を遂げたことで、シーズンを通しての貢献が改めて評価されたアタッカーだが、『Glasgow World』はダンディー・U戦での彼のプレーについても、「今、誰にも止められない状態だ。彼のスピードには、ジェットパックでも背負っていない限り対応できない。さらに２アシストを記録した」と賛辞を贈っている。
サッカー専門サイト『Football Insider』は、10点満点の採点で「８」を前田に与え、「日本人FWの２アシストが、彼の素晴らしい連係プレーを際立たせた。前田はピッチに立つたびに、さらにもう一段階上のレベルを見せてくれる」と、寸評は終始ポジティブな内容のものとなった。
そしてセルティックのクラブの専門サイト『67 HAIL HAIL』は、「最初のアシストは見事だった。ウィンガーとしてボックス内に素晴らしいボールを送り、キューンが決めた。２つ目のアシストもかなり良く、再び危険なエリアにボールを折り返し、キューンのゴールを演出した」と振り返り、採点はチーム最高タイとなる「９」を付与している。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】セルティック、リーグ優勝決定！ 34節ダンディー・U戦ハイライト
【動画】前田２G、旗手３Aと日本人コンビが大活躍！
このアウェーマッチでのゴールラッシュは、30分に相手のオウンゴールによって口火が切られ、38分と前半アディショナルタイムには前田大然のクロスをニコラス・キューンがダイレクトで合わせて加点、後半にもアダム・イダーの頭と右足による２ゴール（47分、58分）が決まり、このリードを守ったまま栄光の瞬間を迎えた。
前田は２アシストで勝利に貢献し、試合後の優勝セレモニーでは「再びチャンピオンになれて嬉しい」と喜びを明かした後、「グラスゴーは緑色だ」とコメント。これを報じた日刊紙『THE SCOTTISH Sun』は、「駆け付けたサポーターは歓声を上げ、チームメートのジェームズ・フォレスト、ルーク・マッコーワン、スコット・ベインも一緒に笑っている様子が見られた。SNS上のファンもこの発言を大絶賛し、冗談まじりに『彼の銅像を建てるべきだ』と求める声まで上がった」と伝えている。
また同メディアは、今季を通して安定した活躍を見せ、冬に古橋亨梧がレンヌに移籍した後、このトップストライカーの抜けた穴を完全に埋める得点力を維持してきた前田について「（このダンディー・U戦では）珍しくゴールを決められなかったが、２アシストを記録したことで、今季のゴールへの関与は42回に達した」と紹介し、以下のように賛辞を綴った。
「電光石火の日本人FWは今季、セルティックのスター選手であり、シーズン終了時には間違いなく『プレーヤー・オブ・ザ・イヤー』の栄冠を手にするだろう。彼はさらに５月24日、ハンプデン・パークで行なわれるアバディーンとのスコティッシュ・カップ決勝で、セルティックにとって２度目となる『トレブル』を達成する可能性がある。グラスゴーに到来して以来、前田は国内トロフィーを２つしか逃していない」
プレーヤー・オブ・ザ・イヤーについては、『THE SCOTSMAN』紙も「この日本人選手は今季の受賞最有力候補であり、セルティックでの素晴らしい活躍を考えれば当然のことだ。全てのコンペティションを通じて26ゴールを挙げ、さらに８アシストを記録している。シーズン終了後の各賞を総なめにすることが期待されている」として、スポーツベッティング企業『Gambling.com』のオッズでもトップであることを報じている。
セルティックの地元であるグラスゴーの総合サイト『Glasgow World』は、宿敵レンジャーズ暫定監督であるバリー・ファーガソンの兄で、コメンテーターを務めるデレクが、『Ibrox News』のインタビューで、セルティックから誰かひとりをレンジャーズに引き抜くとすれば？ と訊かれて「前田は際立っていて、素晴らしいプレーを見せている。さらに、彼は異なるポジションでもプレーできる。他の選手にも影響を与えるエネルギーと態度を持っており、『獲得したい』と思わせる選手だ」と語ったことを伝えた。
このように、リーグ制覇を遂げたことで、シーズンを通しての貢献が改めて評価されたアタッカーだが、『Glasgow World』はダンディー・U戦での彼のプレーについても、「今、誰にも止められない状態だ。彼のスピードには、ジェットパックでも背負っていない限り対応できない。さらに２アシストを記録した」と賛辞を贈っている。
サッカー専門サイト『Football Insider』は、10点満点の採点で「８」を前田に与え、「日本人FWの２アシストが、彼の素晴らしい連係プレーを際立たせた。前田はピッチに立つたびに、さらにもう一段階上のレベルを見せてくれる」と、寸評は終始ポジティブな内容のものとなった。
そしてセルティックのクラブの専門サイト『67 HAIL HAIL』は、「最初のアシストは見事だった。ウィンガーとしてボックス内に素晴らしいボールを送り、キューンが決めた。２つ目のアシストもかなり良く、再び危険なエリアにボールを折り返し、キューンのゴールを演出した」と振り返り、採点はチーム最高タイとなる「９」を付与している。
構成●THE DIGEST編集部
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