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海外サッカー

バーミンガム移籍の古橋亨梧に地元メディアは「セルティック時代の活躍の再現を期待」 仏紙は「記憶には残らないが、レンヌに損失なし」と報道

THE DIGEST編集部

2025.07.07

バーミンガムに移籍した古橋。1ゴールも奪えなかったレンヌでの低迷期を抜け出せるか。(C)Getty Images

バーミンガムに移籍した古橋。1ゴールも奪えなかったレンヌでの低迷期を抜け出せるか。(C)Getty Images

 イングランド・チャンピオンシップ(2部)のバーミンガム・シティは7月6日、レンヌから日本代表FWの古橋亨梧を獲得したことを発表した。契約期間は2028年夏までの3年間となっている。

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 今年1月にセルティックからフランス1部のレンヌに新たな挑戦の場を求めたばかりだった30歳は、再び英国に戻って昨季FL1(イングランド3部)を制した「ブルーズ」の一員としてプレミアリーグ昇格を目指すことになった。抱負をクラブの公式サイト等を通して以下のように語っている。

「ここに来られて本当に嬉しいです。皆さんと一緒に働けるのを楽しみにしています。僕は大きな試合ほど燃えるタイプですが、ゴールを決められるのはチームメイトのおかげなので、そのことには感謝しています。ここでもこれまで通りに活躍し、僕のゴールでみんなが喜んでくれたら嬉しいです」

 またスコットランド時代を振り返り、「セルティックでのキャリアは、多くのタイトルを獲得するなど、良い思い出ばかりです。本当に素晴らしい3年半、4年間でした。今でも多くのファンが声をかけてくれるので、自分はすごく恵まれていたと感じています。しかし、ここは新しい場所なので、また全力を尽くしたいと思っています」と、充実の時の再現を誓った。
 
 そして、「僕はチームの力になるために、このクラブに来ました。ピッチの上で、自分の持ち味を出していきたいです。あまり多くを語るつもりはありませんが、プレミアリーグ昇格のチャンスはあると思っています。みんなでそれを目指し、9か月後にその喜びを分かち合えたら最高です」と、チームとしての最大の目標にも言及している。

 レンヌでは試合出場わずか6試合、先発出場は1試合、合計プレー時間は124分間、得点・アシストなしという結果に終わった古橋の移籍について、フランスのスポーツ紙『L’EQUIPE』は「ブルターニュでの古橋は、レンヌでスタメンに定着できずに苦戦し、5か月の所属に終わった。記憶に残ることはなさそうだ。しかし、クラブは移籍金によって“損失”を被ることはなかった」と伝えた。

 レンヌ加入の際にはセルティックに1000万ポンド(約20億円)が支払われたが、同メディアによれば「レンヌには今回、900万ユーロ(約15億円)強の移籍金がもたらされる。この金額に加えて、100万ユーロ(約1億7000万円)未満のボーナスも加わる可能性がある」ということで、冬の支出をほぼ回収できるようである。
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