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海外サッカー

「昨季とは“異なる顔”を見せ始めた」 新生マドリーのクラブW杯における歩みを海外メディアが高評価! 復帰したエムバペには期待と「ハードワークできるか」という興味も

THE DIGEST編集部

2025.07.04

胃腸炎から復帰したエムバペの今後のパフォーマンスに注目だ。(C)Getty Images

胃腸炎から復帰したエムバペの今後のパフォーマンスに注目だ。(C)Getty Images

 現在アメリカで開催されているFIFAクラブワールドカップについては、総額9億2500万ユーロ(約1570億円)という莫大な賞金の行方も注目されている。

【動画】ゴンサロ・ガルシア決勝弾! マドリー対ユベントスのハイライト

 所属する連盟(大陸)やそこにおけるランキング、そして今大会での結果によって受け取れる賞金額は変わってくるが、ベスト8が出揃った時点で「ランキング」のトップに立っているのは、2021-22、23-24シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)王者として出場し、ここまでグループステージを2勝1分けで首位突破、ラウンド・オブ・16ではユベントスを1-0で下したスペインの「白い巨人」レアル・マドリーで、その額はすでに5483万ユーロ(約93億円)に達している。

 もし、シャビ・アロンソ新監督率いるチームがこの先、準々決勝でドルトムントを下し、そのまま優勝まで突き進んだ場合、総額で1億3299万ユーロ(約226億円)を手にすることになるという。スペインのスポーツ紙『MARCA』によれば、2023-24シーズンに15回目の欧州制覇を果たした際には、テレビ放映権料の分配などによる収益総額が1億4100万ユーロ(約240億円)だったということで、これと比べてもこのトーナメントでの勝利がクラブの財政面にどれだけ大きな恩恵をもたらすかが窺える。
 
 なお、「賞金ランキング」の2位以下は、バイエルン(4897万ユーロ=約83億円)、パリ・サンジェルマン(4837万ユーロ=約82億円)、ドルトムント(4543万ユーロ=約77億円)、パルメイラス(3426万ユーロ=約58億円)、フルミネンセ(3426万ユーロ=約58億円)、チェルシー(3277万ユーロ=約56億円)、アル・ヒラル(2939万ユーロ=約50億円)と続く。

 さて、新体制発足からまだ間もないマドリーだが、ここまでの歩みについては各国メディアが振り返っており、スポーツチャンネル『ESPN』は、グループステージの最終節のレッドブル・ザルツブルク戦(3-0)で「新しい3-4-3システムの下、2023-24シーズン以来見られなかった強度と明快さのあるプレーが展開され、希望の兆しが窺えた」とポジティブに評している。

 またユベントス戦の後には、ブラジルの総合メディア『Globo』が、前半はボランチという新たなポジションを与えられたアルダ・ギュレルと、新加入の右WBのトレント・アレクサンダー=アーノルドが空けたスペースを突かれて危険な場面も迎えたが、後半は完全に試合を支配したことを伝え、以下のようにマドリーに賛辞を贈った。
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