専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
日本代表

韓国メディアは“宿敵”日本に対抗心露わ! E-1日韓戦へ母国代表に「リベンジだ!」と訴え

THE DIGEST編集部

2025.07.14

日本とともに2連勝で日韓戦を迎える韓国代表。現地メディアの期待値も高まっている。(C) Getty Images

日本とともに2連勝で日韓戦を迎える韓国代表。現地メディアの期待値も高まっている。(C) Getty Images

 韓国で開催中のサッカーE-1選手権は7月15日に最終日を迎え、男子ではここまで全勝の日本と韓国が優勝を懸け対戦する。両国とも欧州でプレーする選手は不在ながらも、東アジアのタイトルが懸かる真剣勝負であることに変わりはなく、現地メディアからも、この一戦への並々ならぬ思いが伝えられている。

【動画】日本が中国を2-0撃破! 2連勝で韓国戦へ
 韓国スポーツサイト『スポーツ朝鮮』が7月14日、“日韓決戦”の特集記事を掲載。タイトルには「譲れないプライドの戦い。総力戦で迎える最終決戦、『東アジア王者』が決まる」などと刺激的な言葉が掲げられている。
 
 その中では、「3年ぶりの日韓戦である。シナリオに『波乱』はなかった。韓国と日本はともに2戦全勝を記録した。ホン・ミョンボ率いる韓国は中国、香港を3-0、2-0で料理した。日本は香港に6-1、中国に2-0で勝利した」として、両国のここまでの2試合を振り返り、「得失点差では日本(+7)が優位に立っており、韓国(+5)は優勝のためには勝利が絶対条件だ」と強調している。

 さらに、韓国が現在、日本に対し連敗中という結果に触れ、「ホン・ミョンボ体制のキーワードは『雪辱』である。FIFAランキングでは日本が17位、韓国が23位。ホン・ミョンボ監督にとっては、昨年7月にA代表の指揮を執って以来、初めて格上との対戦となる」などと説明している。

 ともに国内クラブ所属選手による対戦ながら、同メディアは自国代表チームに対し、「2026年北中米W杯に向けた準備の一環だ。猛暑の中で競争力を見せつけられれば、ホン・ミョンボ監督の信頼を掴むチャンスでもある」などと発破をかけ、「太極戦士たちが日韓戦に向けて準備に一層熱を入れているのは、W杯出場へのアピール機会という側面もあるからだ」と指摘する。

 その上で同メディアは、“宿敵”への対抗心を露わにしており、「日本も韓国戦はベストメンバーで対抗する構えだ。日韓の通算対戦成績は韓国が42勝23分16敗とリードしているが、直近10試合では日本が4勝3分3敗とやや優位に立つ。ホン・ミョンボ体制が目指すのは、ただひとつ、リベンジだ」と訴えている。

 日本にとっては連覇が懸かる、敵地での一戦となる。タイトル奪還への強い意欲を示す韓国との大会最終戦、果たしてどのような結末を迎えるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

「相手はJリーグ組で構成された“第3代表”」中国メディアが日本戦を「歴史的一戦」と位置付け、「27年のジンクス」打破を期待【E-1選手権】

【記事】ジョッタの急逝、代表同僚のロナウドが愕然「全く理解できない。ついこの間まで一緒にいたのに…」ポルトガル・サッカー連盟、リバプールも追悼声明
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号

  • soccer_digest

    7月10日(木)発売!

    定価:800円 (税込)
  • world_soccer_digest

    7月17日(木)発売

    定価:890円 (税込)
  • smash

    7/18(金)発売!

    定価:800円 (税込)
  • dunkshot

    6月27日(金)発売!

    定価:1100円 (税込)
  • slugger

    5月23日(金)発売!

    定価:1100円 (税込)