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海外サッカー

世界最高峰リーグではサッカー番組の司会者&解説者も高給取り!? 今春降板のリネカーは約3億円で8年連続のトップ! 他国では…

THE DIGEST編集部

2025.07.18

長年担当してきた番組を降りたリネカー。解説者としても高収入を得てきたようだ。(C) Getty Images

長年担当してきた番組を降りたリネカー。解説者としても高収入を得てきたようだ。(C) Getty Images

 英国公共放送「BBC」は、年次報告書で出演者(プレゼンター)の報酬額を公表。その中で、同局の名物サッカーハイライト番組『Match of the Day』の司会を長年務めてきた元イングランド代表ストライカーのガリー・リネカーが、135万ポンド(約2億7000万円)で8年連続のトップとなった。

 
 1999年に土曜日夜の「顔」となり、歴代最長となる同番組への出演を継続してきた彼は、その巧みな話術だけでなく、古巣レスターの奇跡のプレミアリーグ優勝時(2015-16シーズン)には、公約を守ってトランクス姿で登場するなど、様々な話題を提供してきたが、今年5月に反ユダヤ的な内容をSNSで投稿したことが問題視され、降板を余儀なくされている。

 惜しまれながら去ったレジェンドの番組での貢献度は間違いなく高かったが、その分、給与の面でもトップクラス。リネカーといえば、1993年から1994年まで名古屋グランパスでプレーし、その際に当時リーグ最高だった3億円の年俸が世界的にも話題に上がるほどだったが、引退後も長く同水準の稼ぎを維持してきたことになる。

 その『Match of the Day』で、現在コメンテーターを務めるのが、リネカーと同じくイングランド代表のレジェンドストライカーであるアラン・シアラーだ。2023年にリネカーが英国の難民政策を批判したことで番組を降板させられた際には、これに抗議して出演をボイコットしたこともある54歳は、今回の給与ランキングでは44万ポンド(約8800万円)で3位に浮上している。

 一方、同国のスポーツ専門メディア『GIVEMESPORT』は、この国の「スポーツ解説者」の「高給取りランキング」を発表。ここで1位となったのは、マンチェスター・ユナイテッドの黄金期の主力メンバーだったガリー・ネビルの110万ポンド(約2億1890万円)で、これにリバプールのレジェンドCBのジェイミー・キャラガーが100万ポンド(約1億9900万円)、そしてシアラーと続く。

 その後ろにはイングランド代表として歴代2位の得点数を記録したウェイン・ルーニーが40万ポンド(約8000万円)と、ここまでは元サッカー選手が続くが、5位はラグビー解説者で、サッカーでもリネカーの後を継いで『Match of the Day』の司会を務めるマーク・チャップマンが32万5000ポンド(約6500万円)でランクイン。そして6位には、元新体操選手で、同じく現在は『Match of the Day』に出演するギャビー・ローガンが21万ポンド(約4200万円)で女性として最高位につけた。
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