しかし、初陣となった2021年2月のアイルランド戦から今回のアルバニア戦までの計55試合で26勝14分け15敗(平均勝点1.67)・87得点62失点という成績を残した彼の就任期間における代表チームの歩みについては厳しい評価を下す母国メディアもあり、なかでも前出の『RTS』は「ストイコビッチが監督になってからオルロヴィのパフォーマンスは、サイクルを追うごとに、試合を重ねるごとに悪化してきた」と指揮官の責任を追及する。
「チーム内の不和や、相手に合わない選手の起用、軽率な交代、そして明確な戦術の欠如が問題となってきた。国民は、代表チームの不甲斐ない姿勢や結果の悪さに疲れ果て、自国の代表であるにもかかわらず、応援する気力すら失いつつある。最近では好結果を残しても、それは内容の良さではなく、運や偶然の要素によるものに過ぎなかった」
さらに、「2022年のカタールW杯以降、我々はなんとか体裁を保っているだけで、実際には状況は改善していない。選手たちは十分な実力を持たず、欧州のトップチームでも中心的な役割を果たしていない。2021年11月のポルトガル戦(2-1)以降、実力のある相手には一度も勝てていない。つまり、我々のチームは現時点で、強豪と肩を並べるレベルにない」と現状を痛烈に指摘。同時に、対応の拙さを次のように批判した。
「それにもかかわらず、相手を研究し、自分たちの長所を活かし、弱点を突く戦い方もできていない。攻撃的な姿勢や軽快なプレーも見られず、得点しても守り切る力がない。カタールW杯の時も、自身の実力を過信していた。我々は長い間、実際の力を発揮できていないし、自分たちの限界を超えられてもいない。そのような状態で、イングランドに勝つことなど到底できない」
母国メディアから厳しい批判に晒されているセルビア代表。監督交代によって、流れは変わるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】セルビアを粉砕したイングランド、圧巻の5発快勝
「チーム内の不和や、相手に合わない選手の起用、軽率な交代、そして明確な戦術の欠如が問題となってきた。国民は、代表チームの不甲斐ない姿勢や結果の悪さに疲れ果て、自国の代表であるにもかかわらず、応援する気力すら失いつつある。最近では好結果を残しても、それは内容の良さではなく、運や偶然の要素によるものに過ぎなかった」
さらに、「2022年のカタールW杯以降、我々はなんとか体裁を保っているだけで、実際には状況は改善していない。選手たちは十分な実力を持たず、欧州のトップチームでも中心的な役割を果たしていない。2021年11月のポルトガル戦(2-1)以降、実力のある相手には一度も勝てていない。つまり、我々のチームは現時点で、強豪と肩を並べるレベルにない」と現状を痛烈に指摘。同時に、対応の拙さを次のように批判した。
「それにもかかわらず、相手を研究し、自分たちの長所を活かし、弱点を突く戦い方もできていない。攻撃的な姿勢や軽快なプレーも見られず、得点しても守り切る力がない。カタールW杯の時も、自身の実力を過信していた。我々は長い間、実際の力を発揮できていないし、自分たちの限界を超えられてもいない。そのような状態で、イングランドに勝つことなど到底できない」
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構成●THE DIGEST編集部
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