そんな中、マドリードの日刊紙『ABC』が衝撃的なニュースを報じた。「リオネル・メッシが、ラポルタをクラブから追い出す候補者を探している」。事実なら、ラポルタ優勢とみられていた情勢を揺るがす一報だ。
2021年の会長選での公約を反故にし、突然扉を閉める形で退団の道に追い込んだラポルタの仕打ちをメッシは忘れておらず、2人の関係は冷え切ったままだ。とはいえ、メッシの協力を得られれば、どの候補者にとっても大きな追い風となる。
しかし『SPORT』副編集長アルベル・マスノウ氏は懐疑的だ。「メッシはインテル・マイアミと2028年までの契約を結び、キャリアをMLSで終えるつもりだ。家族もマイアミの生活に満足しており、今さら誰かに電話して会長選の話を持ちかける姿は想像できない」。
『ABC』はスペイン有数の信頼あるメディアで、根拠のない報道はしないだろう。だが、裏を返せば、こうしたニュースでも出てこない限り、ラポルタの地位は揺るがない。
スコッシア氏は「真正面から議論を交わす度胸と、明確で魅力的なビジョンを掲げる候補が現われなければ、ラポルタが難なく再選を果たす」と見ている。
文●下村正幸
【動画】ラッシュフォードがダメ押し!11節エルチェ戦ハイライト
2021年の会長選での公約を反故にし、突然扉を閉める形で退団の道に追い込んだラポルタの仕打ちをメッシは忘れておらず、2人の関係は冷え切ったままだ。とはいえ、メッシの協力を得られれば、どの候補者にとっても大きな追い風となる。
しかし『SPORT』副編集長アルベル・マスノウ氏は懐疑的だ。「メッシはインテル・マイアミと2028年までの契約を結び、キャリアをMLSで終えるつもりだ。家族もマイアミの生活に満足しており、今さら誰かに電話して会長選の話を持ちかける姿は想像できない」。
『ABC』はスペイン有数の信頼あるメディアで、根拠のない報道はしないだろう。だが、裏を返せば、こうしたニュースでも出てこない限り、ラポルタの地位は揺るがない。
スコッシア氏は「真正面から議論を交わす度胸と、明確で魅力的なビジョンを掲げる候補が現われなければ、ラポルタが難なく再選を果たす」と見ている。
文●下村正幸
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