６位：ホセ・ルイス・ガヤ（24歳）
（バレンシア／スペイン代表）
19－20国内リーグ成績：18試合出場／０得点・０アシスト
【Rating】6.65
　開幕直後の指揮官交代に揺れたバレンシアでも、左ＳＢの定位置は安泰。質の高いハードワークと攻撃力、守備の安定を買われ、スペイン代表でも出場機会を増やす。現在は右太腿の怪我でチームを離脱しており、早期復帰が望まれる。

５位：リュカ・エルナンデズ（23歳）
（バイエルン／フランス代表）
19－20国内リーグ成績：９試合出場／０得点・０アシスト
【Rating】6.65
　18年Ｗ杯の優勝メンバーは、昨夏にバイエルン史上最高額となる8000万ユーロでドイツ王者へ。ＣＢ出身だけに守備力が高く、攻撃ではロングフィードが大きな武器だ。10月末から足首の怪我で長期離脱中だったが、２月に復帰を果たしている。

４位：アレックス・サンドロ（28歳）
（ユベントス／ブラジル代表）
19－20国内リーグ成績：21試合出場／０得点・３アシスト
【Rating】7.02
　かつてはブラジル人らしい超攻撃的ラテラウだったものの、カルチョで戦術的に磨かれ守備対応にも安定感が。左ＳＢとしての総合力は世界でも５本の指に入るだろう。
  ３位：ジョルディ・アルバ（30歳）
（バルセロナ／スペイン代表）
19－20国内リーグ成績：15試合出場／１得点・１アシスト
【Rating】6.76
　怪我の影響もあり、ここまでわずか１アシストと出遅れたが、自慢のスピードに衰えは感じさせない。深く抉ってマイナス方向へ折り返す高速パスは鋭さを増している。しかし、２月15日のヘタフェ戦（ラ・リーガ24節）で右太腿を負傷し、復帰は３月上旬になる予定。

２位：ダビド・アラバ（27歳）
（バイエルン／オーストリア代表）
19－20国内リーグ成績：18試合出場／１得点・１アシスト
【Rating】6.97
　27歳にしてブンデス７連覇を経験した実力者。戦術的インテリジェンスが高く、ＦＫキッカーとしても優秀だ。中盤やＣＢでもクオリティーが高い当代屈指のマルチだ。

１位：アンドリュー・ロバートソン（25歳）
（リバプール／スコットランド代表）
19－20国内リーグ成績：27試合出場／１得点・７アシスト
【Rating】7.14
　リバプールのＣＬ制覇に大きく貢献し、プレミアリーグでも二桁アシストを記録した昨シーズンの活躍により、一躍ワールドクラスの仲間入りを果たした。十八番は精度の高い高速クロス。推定市場価格は左SBトップの8000万ユーロ（約100億円）と、進境著しいスコットランド代表主将がナンバーワンだろう。

※『ワールドサッカーダイジェスト』2020年２月６日号より転載・加筆