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海外サッカー

「どのクラブよりも一段上」2年連続CL決勝進出のパリSGを各国メディアが絶賛! 西紙は「バルサ出身監督対決」に注目、米放送局は「特別なものになる」

THE DIGEST編集部

2026.05.08

パリSGを率いるルイス・エンリケ監督。クラブをCL連覇に導けるか。(C) Getty Images

パリSGを率いるルイス・エンリケ監督。クラブをCL連覇に導けるか。(C) Getty Images

 一方、スペイン・バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、決勝が「バルセロナ色」の強い一戦になることに注目。パリSG最大のスターは、ユニホームを着ていない。それはL・エンリケだ」と題し、バルサのレジェンドでもある指揮官の手腕を絶賛。「彼は、ただスターを集めただけだったパリSGを、本当のチームへ変えた」と評価した。

 また、「L・エンリケ監督は、個の集合体ではなく、集団として機能するチームを築いた。かつて怠慢さを疑われたデンベレが、今やバロンドール級の選手になったのも偶然ではない」とも指摘し、さらに、「アーセナルを率いるミケル・アルテタとの決勝は、バルセロナ出身の2人の指揮官による知略戦でもある」と、期待を寄せている。

 一方、ドイツ側では判定への不満が大きなテーマとなった。スポーツ紙『kicker』は、「ドレーゼンCEO、審判起用に疑問」と題した記事で、ポルトガル人主審ジョアン・ピニェイロ氏の判定を問題視。特に29分の場面について、「ヌーノ・メンデスのハンドは2枚目のイエローになり得た」と指摘した。
 

 ヴァンサン・コンパニ監督は「少し馬鹿げている」と困惑を示し、スポーツディレクターのマックス・エバールも「ルールがどうなっているのか、誰も説明できない」と発言。さらにCEOのヤン=クリスティアン・ドレーゼンは、「CLでわずか15試合しか裁いていない審判が、この試合を担当したのは少なくとも驚きだ」と不満を露わにした。

 もっとも、この場面については各国メディアがルール上の妥当性を主張しており、『ESPN』は「味方選手が蹴ったボールが手に当たった場合、原則としてハンドにはならない」と整理。「VARの介入対象でもなかった」と説明。英国のスポーツサイト『GIVEMESPORT』も、「あまり知られていないルールが、なぜPKにならなかったかを説明している」と報じ、「判定に怒りを覚えるのは理解できるが、審判団はルール通りに裁いた」と擁護している。

 そして、米国大手放送局のスポーツ専門サイト『CBS SPORTS』は、すでに決勝に注目し、「“王朝”候補と、運命のチームによる決戦」と題し、「パリSGは連覇を目指し、アーセナルは史上初の欧州制覇まで、あと90分に迫っている」と紹介。「止められない力と、動かざる守備の対決」と位置づけた。

 同メディアは、「パリSGは継続性の価値を学び、L・エンリケ監督はチームを、完全に機能する機械へ変えた」と評価し、一方のアーセナルについても、「今季のCLは、彼らにとって聖域だった」。そのうえで、「パリSGには王朝への扉が待ち、アーセナルには欠けていた最後のピースが待っている。この決勝は、特別なものになる」と締め括っている。

構成●THE DIGEST編集部

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