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海外サッカー

フリット、ジダン、イニエスタ ―― 過去30年の「超ワールドクラス図鑑」~攻撃的MF編

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2020.06.01

2000年代に活躍した、ネドベド(左)とカカ(右)。写真:Getty Images,Alberto LINGRIA

2000年代に活躍した、ネドベド(左)とカカ(右)。写真:Getty Images,Alberto LINGRIA

■2000年代
◆カカ(元ブラジル代表)
 非凡なテクニックやシュート技術以上に際立っていたのが、抜群の加速力と推進力で持ち上がるカウンター時のドリブルだ。ビッグイヤーを手繰り寄せた06-07シーズンはCLで圧巻の10得点をマーク。

◆パベル・ネドベド(元チェコ代表)
 不断の努力で上り詰めたダイナモ。無尽蔵のスタミナを誇り、アグレッシブなドリブルやシュート、傑出した勝負強さでユーベのセリエA連覇とCL決勝進出に貢献した03年にバロンドールを受賞した。

◆フランチェスコ・トッティ(元イタリア代表)
 ローマ一筋を貫いたレジェンドは、世界トップレベルの技巧、プレービジョン、得点力を兼ね備え、とりわけ正確で意外性に満ちたダイレクトパスは芸術だった。セリエAでの250ゴールはリーグ歴代2位。

◆フランク・ランパード(元イングランド代表)
 チェルシー黄金期の象徴。特筆に値するのがFW並みの得点力だ。シュートの感覚と技術に優れ、10年連続二桁得点をマークしたプレミアではMFの歴代最多得点記録(22ゴール/ 09-10)も保持する。
 
◆デコ(元ポルトガル代表)
 モウリーニョ時代のポルトとロナウジーニョ全盛期のバルサで中心を担い、その2チームで欧州を制覇。傑出したインテリジェンスとパスワークに泥臭さも兼ね備え、とにかく攻守で貢献度が高かった。

◆スティーブン・ジェラード(元イングランド代表)
 強烈なミドルや長短の正確なパスで00年代以降のリバプールを牽引。キャプテンシーと勝負強さも傑出していた。プレミア制覇の悲願は果たせなかったが、04-05シーズンのCLでは優勝の原動力に。
 

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