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海外サッカー

ライカールト、ヴィエラ、シュバインシュタイガー―― 過去30年の「超ワールドクラス図鑑」~セントラル/守備的MF編

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2020.06.02

2000年代に活躍した、ヴィエラ(左)とシャビ(右)。写真:Getty Images

2000年代に活躍した、ヴィエラ(左)とシャビ(右)。写真:Getty Images

■2000年代
◆アンドレア・ピルロ(元イタリア代表)
 01年のブレッシャ時代にトップ下から中盤の底〝レジスタ〞にコンバート。それ以降、優れた戦術眼と精度の高い長短自在のパスで一時代を築いた。CLを制した07年には、バロンドールの5位に入賞。

◆ジェンナーロ・ガットゥーゾ(元イタリア代表)
 縦横無尽に駆け回り、カカやピルロの後方支援に全力を尽くした〝リンギオ(闘犬)〞。スタミナとボール奪取能力は当代屈指で、2000年代のミランの黄金期を支えた一人だ。06年W杯優勝に主力で貢献。

◆パトリック・ヴィエラ(元フランス代表)
 2000年代前半を代表するセントラルMFの一人で、鮮やかなボール奪取は芸術の域。アーセナルでプレミアを3度制し、代表ではEURO2000で優勝した。インテルでは在籍4年で4回のスクデット。
 
◆シャビ(元スペイン代表)
 バルサでラ・リーガ8回、CL4回、クラブワールドカップ2回、スペイン代表でW杯1回、EURO2回。数々のタイトルを獲得した希代のセントラルMFだ。09年から3年連続でバロンドール3位に。

◆ダニエレ・デ・ロッシ(元イタリア代表)
 技術、スタミナ、戦術眼、闘争心を兼ね備えたこの世代屈指のオールラウンダー。守備で身体を張り司令塔として攻撃のリズムを作り出す。イタリア代表(04~17年)でも活躍し、06年W杯では頂点に。

◆クロード・マケレレ(元フランス代表)
 豪華絢爛なスター選手を中盤の底で支えたマドリー時代と同様、チェルシーでも大車輪の活躍。04-05、05-06シーズンのプレミア連覇に寄与した。バロンドールは05年に13位で、02、03、06年も候補。
 

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