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海外サッカー

PAOK入り間近の香川真司に海外メディアが注目。サラゴサ退団後に浮上した移籍の「可能性」を振り返る

THE DIGEST編集部

2021.01.26

 3つ目の選択肢は「帰国して古巣に再加入」。セレッソ大阪にとっては、大きな戦力補強であり、AFCチャンピオンズリーグへの返り咲きも狙えると同メディアは綴り、実際にC大阪もオファーを出したが、「欧州でまだやるべきことがある」として、香川はこれを拒否したと自身のSNSで明かしていた。

 それでも、同メディアは「欧州からC大阪への復帰は、清武弘嗣や柿谷曜一朗のようなパーフェクトな例もある」として、これもオプションとしては有効だったと捉えているようだ。
 
 他には、アメリカMLSでマーキープレーヤー(サラリーキャップ適用外の高年俸選手)として、ハビエル・エルナンデスがLAギャラクシーに移籍した時のようにリーグに旋風を巻き起こすこと、あるいは本田圭佑のチームメイトとしてブラジルのボタフォゴでプレーするという、中南米大陸行きという選択肢もあったという。

 一番珍しかったのは、シンガポールの野心的なクラブ、ライオン・シティ・セーラーズ行き。噂が上がったことすらあまり知られていないが、マレーシアには以前、元アルゼンチン代表のパブロ・アイマールが参戦したこともある。もし実現すれば、それ以来の東南アジアにおける大きな移籍となっただろう。

 これら同メディアが紹介した例以外にも、噂として多くのクラブ名が候補先として挙がっていた香川。その時の彼の考え方次第では、現在とは異なるキャリアを歩んでいただろう。果たして間もなく始まるとされるギリシャでのプレーにおいて、以前のような輝きを再び放つことができるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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