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海外サッカー

本田圭佑のネフチ入りにクラブ首脳陣、現地メディアの反応は!?「アジアの元スター」「夏には契約延長も」

THE DIGEST編集部

2021.03.16

 35歳のベテラン選手の獲得については、現地メディアの中に懐疑的な見方をするところも少なくなく、『SPORTiNFO』は「東京五輪出場という夢の実現のために、所属クラブがないという状況を避けるためにネフチ入りを決めたアジアの元スター」とやや皮肉を込めて報じた。

 しかし一方で、同メディアはネフチの元副会長であり、現在のサッカー界ではテクニカルな面だけでなく、商業的見地からの補強にも理解を示す必要があると主張するタヒール・スレイマノフ氏の「本田を獲得した利点は、間もなく明らかになる。ピッチ上で役立つか否かは、彼のフィジカルコンディションと監督の起用法次第だろう」というコメントも紹介している。

 その他、国外ではポルトガルの専門メディア『zerozero.pt』は「本田は今冬にポルティモネンセと契約して移籍市場を驚かせたが、プレーできる見込みがないため、同クラブでのトレーニングを拒否して、ネフチに新天地を求めた。ポルティモネンセの歴史上最も紛らわしい契約は終わりを迎えた」と綴った。
 
 なお、アゼルバイジャンのスポーツメディア『REKORD.az』によると同国初の日本人選手は、アジア人(AFC加盟国)としては38人目とのこと。東アジアではこれまで韓国、香港が1人ずつ、またオーストラリアも1人がプレーしただけで、やはりアゼルバイジャン・プレミアリーグは“未知のリーグ”という印象が強い。

 現在、同国の盟主カラバフFKと同勝点(42)でリーグ2位につけるネフチ。「欧州に戻りたかった」という本田は、残り8試合で新天地の悲願成就に貢献することができるか。35歳の新たな挑戦を見守りたい。

構成●THE DIGEST編集部
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