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日本代表

「ペレス会長が出口の扉を開く」久保建英の売却をスペインメディアが予想。アジア開拓の重要な人材だが…

THE DIGEST編集部

2021.04.27

 一方、その段階を経ずに売却される可能性が高いと見られているのは、D・セバージョス、ブラヒム・ディアス、ボルハ・マジョラル、ヘスス・バジェホ、レイニエール、そして久保。現在はレンタルに出されている選手ばかりであり、またいずれも、まとまった移籍金が期待できるタレントたちだ。

 彼ら以外にもレンタル選手にはガレス・ベイルがいるが、ジョゼ・モウリーニョ監督が解任されたことでトッテナム滞在の理由がなくなるも、マドリーもジネディーヌ・ジダン監督がこのウェールズ代表アタッカーの復帰を望んでいないということで、去就の決定には多くの苦労を伴いそうだと見られている。
 
 一方、他の5人については、D・セバージョスはアーセナル、ディアスはミラン、ボルハはローマ、そしてバジェホはグラナダへの売却が見込め、久保はヘタフェで苦しんでいるものの、いまだ引く手あまたのようだ。レイニエールもドルトムントで厳しい日々を送っているが、マドリーは残りシーズンで何とかプレー時間を増やし、可能な限り高額で売れることを期待しているという。

 今なおクリスチアーノ・ロナウドの復帰を望んでいるものの、ペレス会長からその可能性を絶たれたというジダン監督。限られたベテラン選手らを重用するなど選択肢が非常に狭く、若い選手たちがその構想に入り込むことは非常に難しいとされる中で、久保は今後、いかなるキャリアを歩むことになるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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