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日本代表

「攻撃的で効率的、そして面白い」11連勝&無失点1000分超のイタリア代表をライバル国メディアも大絶賛!

THE DIGEST編集部

2021.06.21

 英国の日刊紙『The Guardian』は「イタリアの圧力がウェールズを“窒息”させ、イーサン・アンパドゥの退場後はイタリアのパスワークショーとなった」と報道。また同メディアはスイス戦後にも、「活気があって結束力が強く、プレーではボールを素早く奪い、攻撃的で効率的、そして面白い」と評し、「2019-20シーズンに欧州を制したリバプールを思い出させるもので、モダンでパーフェクトな4-3-3フォーメーションを攻守で機能させている」と絶賛している。

 スペインのスポーツ紙『Marca』は「“Bチーム”でもイタリアは優勝候補」と題した記事で、「組織化されたギャングのように機能する青いシャツの群れ」と表現するとともに、自国代表が今ひとつピリッとしない状況もあってか、「羨ましい」とまで綴っている。また、ドイツの専門誌『Kicker』は「スタメンを入れ替えても、イタリアは感銘を与え続ける」「攻撃陣は最初から試合を切り裂き、守備陣はウェールズFW陣に何もさせなかった」と伝えた。

 そしてフランスの日刊紙『L’EQUIPE』は「ターンオーバーによる大規模なチーム改造にもかかわらず、イタリアは臆病なウェールズに対してペースを押し付け、セットプレーから解決策を見つけた。ここまで、イタリアは過去のどのワールドカップ、EUROよりも良い成績を収めている」と報道。また、フランスということでパリSGのヴェラッティにも言及し、「中盤の左でいたるところに姿を現わし、全く無駄なプレーがない。復帰して早くも決定的な仕事も果たした」として、次ラウンドでの活躍に期待も寄せている。
 
 2018年ロシアW杯で屈辱的な欧州予選敗退を喫してから、アズーリをここまで強力な集団に変貌させたマンチーニ監督には多くの称賛が集まっており、その功績の大きさは「試合前のメンバー紹介の際、歓声が最も大きくなるのが、指揮官の名前がコールされた時だ」という『The Guardian』の報道からも窺える。毒舌で知られるアントニオ・カッサーノですら、「マンチーニはひとりで改革を進めて成功させた」と絶賛するほどだ。

 乗りに乗っているアズーリがウェールズ戦後、宿泊先のホテルの前で「魔法の夜」を合唱する動画が公開された。この曲は、イタリアが開催国となった1990年W杯の大会公式テーマ曲だ。この大会でイタリアは準々決勝まで無傷&無失点で勝ち上がったが、準決勝でディエゴ・マラドーナのアルゼンチン相手に大会初失点を喫し、PK戦の末に涙を飲んでいる。果たして今回は、強豪が立ちはだかるトーナメントでも決勝まで歩みを止めることなく、1968年以来の戴冠はなるだろうか。

 なお、イタリアはロンドンのウェンブリーで行なわれる決勝トーナメント1回戦で、グループCの2位(ウクライナかオーストリア)と対戦することになる。

構成●THE DIGEST編集部

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