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海外サッカー

「時間が正しい判定を下すだろう」浅野拓磨のボーフム移籍にセルビアメディアが反応!「1セントの利益も残さなかった」

THE DIGEST編集部

2021.06.24

 これに対し、セルビアのメディアも反応し、『24SEDAM』は「クラブの“借金”のために5月にパルチザンを去った日本の『ジャガー』は1セントの利益も残さなかった。ボーフムは浅野がフリーであると結論付けた」、一方『INFORMER』はこれで全て収束したとは考えておらず、「パルチザンは補償を受けるべきだと考えており、今後も動向を見守る必要がある」と伝えた。

 また、『BORBA』は「パルチザンが補償を期待する中、ボーフムがフリーで浅野と契約。この移籍は、ブンデスリーガがパルチザンの主張に同意しなかったことを意味する」、そして『Direktno』は「ボーフムは浅野と3年契約を交わすにあたり、状況を調べ尽くし、FIFAにも相談している。これに対して、浅野の退団が不当だと証明する書類を持っているというヴァズーラSDもすぐに動きを見せるに違いない。彼はFIFAに対して“正義”を要求するとしているが、時間が正しい判定を下すだろう」と綴った。
 
『SPUTNIK』は、浅野がパルチザンを退団した後の去就について言及し、ボーフム入りする前にはクロアチアのオシエクにコンタクトし、契約に近づいたものの、一気に方向転換したと報じ、「セルビアから逃げた彼をクロアチアは待っていたが、浅野はドイツに行き着いた」と表現した。

 このように現地報道を見ると、まだパルチザンが何らかの動きを見せる可能性もあるようだが、これが浅野の新シーズンやキャリアにいかなる影響を与えるのかが気になるところだ。

構成●THE DIGEST編集部

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