専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
日本代表

日本と決勝進出を争うスペインの状態は?「5つの懸念すべきポイント」を自国メディアが指摘【東京五輪】

THE DIGEST編集部

2021.08.03

 またプレーにおいては、「セットプレー時の守備」も不安点だという。スペインは今大会、CKでの不十分な守備で2失点を喫しており、「日本はフィジカル面で強いチームではないが、リスタート時のプレーには十分に注意を払う必要がある」と指摘した。

 そして最後に挙げたのは、自チームに関することではなく、日本のエースであり、クラブレベルではスペインを主戦場にする「久保建英」の存在だ。「レアル・マドリー所属の彼は、開催国の中で最高の選手は今大会、4試合で3ゴールを挙げるなど輝いている」と評する同メディアは、「日本の攻撃を生み出す責任を負っているのは久保であり、スペインにとって彼を止めることは、多くの収穫がもたらされることを意味する」と主張し、最も警戒すべき選手であると断言している。
 
 また、FIFA(国際サッカー連盟)の公式サイトでのインタビューでは、スペインのキャプテンであるヘスス・バジェホが「日本とはテストマッチで対戦し、お互いのことをよく知っている。ハードワークを厭わず、整然として上手くプレーするチームだということが分かった。準決勝はとても厳しい試合になるだろう」と展望。日本の武器のひとつとして「スピード」を挙げ、「我々は走る必要があるから、足を疲労から回復させる必要がある」とも語った。

 同じマドリー所属ながら、互いにレンタルプレーヤーという立場から「ロッカールームなどで一緒の時間を過ごしたことがないので、個人的に久保のことはよく知らないが、最高のキャリアを送ることを願っている」と、未来のチームメイト(?)にエールを贈ったバジェホは、「火曜日に勝ち、決勝に行きたい。そして金メダルを獲得し、アスリートとしてトップに立ちたい」と願望を口にしている。

構成●THE DIGEST編集部

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号