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海外サッカー

「意欲的かつ天才的」古巣対決で輝いた久保建英を現地メディアが高評価! 一方で「勝利への道は見えなかった」との見方も

THE DIGEST編集部

2021.09.20

 マジョルカの地元紙『Ultima Hora』は「ダニ・ロドリゲスとアマト・エンディアイエとの連係から素晴らしいカウンターを演出した」、アンダルシアの日刊紙『Diario de Sevilla』は「タケはフェルナンド、フェル・ニーニョと協力し、カスティジョン・チームの縦の攻めを封じるために徹底した守備を講じた」と攻守での働きぶりを強調し、日刊紙『el Periodico Mediterraneo』は「意欲的かつ天才的なクボのコントロールにより、マジョルカはビジャレアル打ち負かせると思われたが、それでも勝利への道は見えなかった」と綴った。
 
 ビジャレアルの専門メディア『VILLARREAL USA』は、自チームの視点から「黄色いチームは、ニーニョ、ハウメ・コスタ、クボの元ビジャレアルの3選手を擁するマジョルカを打ち負かすことを望んで試合に臨んだが、チャンスを分け合った末の引き分け。これは公平な結果と言えるが、マジョルカの方が満足感を得られただろう」と報じている。

 また、この試合が商業的な事情から久保、イ・ガンインの母国である日本、韓国の時間に合わせて、暑さ厳しい現地14時に開催されたことに言及するメディアも多く、スペインの通信社『EFE』は「バレアレス諸島の中心都市では、異常な時間に試合が始まった」と報道。マジョルカのルイス・ガルシア・プラサ監督は「我々にはクボとイがおり、あと中国人選手を獲得すればトリオが完成する」と語るとともに、悪コンディションの中でファンの声援に救われたとして、「今日はサポーターたちが“10番”だった」と賛辞を贈った。

構成●THE DIGEST編集部

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