続いて『Sportas.info』は「有名な日本のサッカー選手、本田のデビュー戦は、彼のゴールとスードゥバの大勝によって彩られた」、『15min』は「素晴らしいデビュー――本田はゴールでスードゥバの完勝に貢献した」「デビュー戦で早くも目覚ましい活躍を披露」「対戦相手からの注目も集めた35歳のベテランは、その割に幾つかの得点機を得、２度のシュートは不正確に終わったが、３度目の正直で決めた。ホームの観衆は、彼がスキルショーの後で決めたゴールに安堵のため息をついた」と、それぞれ綴っている。

　また、国外ではブラジル・メディアが反応。『Antenados NO FUTEBOL』は「本田はボタフォゴの時と同様、スードゥバでのデビュー戦でもゴールを決めた」と報じ、彼にとってリトアニアはキャリアにおいて９か国目であること、入団会見で「リトアニアのことは何も知らない」と語ったことなどを紹介するとともに、彼が良くない形でボタフォゴを退団したことにも言及し、「本田が去った後のチームは、再びブラジルのエリートクラブに戻ろうとしている」と、現在セリエBで２位と好調なことも、やや皮肉をまじえて伝えた。
  　スードゥバも公式サイトで本田のゴールを報じ、SNSでは「マリヤンポレの良いバイブス」などと投稿して、助っ人の活躍を喜んでいる。本田はSNSで「足つって90分間もたなかったです」と久々の実戦が身体に堪えたことを明かし、YouTubeチャンネルでは「リトアニアよりJリーグの方がレベルは高い」と語りながらも、簡単な挑戦ではないとして、「いかに早く馴染めるかが今回の命題」とコメント。そして、「点を取ればすぐに認められるので、何とか結果が欲しかった」として、デビュー戦ゴールに満足感を示した。

　幸先の良いスタートを切った本田の次戦は10月３日。パネベジース戦で初のアウェーマッチを迎える。

構成●THE DIGEST編集部

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