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海外サッカー

「クーマン監督の去就は問題ではない」歴史的不振のバルサを地元紙が痛烈批判!復活は「奇跡を待つのみ」

THE DIGEST編集部

2021.10.04

 先週木曜日の時点で解任間近だったクーマン監督がラポルト会長との会談を経て残留となったものの、これによって何が起こるかは定かでなく、彼らはただ「奇跡を待つのみ」であるという。そして、「(アトレティコ戦で)トマ・ルマールの(2点目の)ゴールが決まった後、セルヒオ・ブスケッツとジェラール・ピケが互いを非難し合い、クーマン監督がミスに怒り狂う状況のチームに救済策はない」と、同メディアは悲観的に綴る。
 
 現在のバルサに必要なのは、「クオリティーの交換」だとし、優れた若い選手による新たなチームを構築するのを助ける「クラック(天才)」の到来を「忍耐に次ぐ忍耐を持って待つこと」であるという。それまでは、アトレティコ戦のような試合を、今季を通して見ることになるだろうと予想する同メディアは、現有戦力でゴールを奪えるのは負傷離脱中のウスマンヌ・デンベレとセルヒオ・アグエロだけだと指摘。そして、やはり必要なのは「奇跡」であるとして記事を締めている。

 フロントを含めた改革こそがバルサが復活するのに不可欠な要素だと思われるが、眩い輝きを放つスターたちの共演によってサッカーの歴史を変えた「ブラウグラナ」が再現されるのは、果たしていつのことになるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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