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海外サッカー

「トミヤスは最もタフな相手に備える」“冨安健洋vsマネ”に英メディアも注目! 日本人対決実現の可能性はあるか?

THE DIGEST編集部

2021.11.19

 その中でもマネは、リバプールでの検査の後、セネガル代表のアリュー・シッセ監督が「深刻な怪我ではない」と明かしており、日刊紙『Daily Mail』などもマネがリバプールで問題なく練習に参加しているという。

 しかし、彼がプレーできるとしても、完全な状態でアーセナル戦に臨めるかどうかについては疑問符をつけるメディアも少なくない。

 そして、そのマネとポジション的に対峙することになる右SBの冨安だ。

『football.london』が「マネの負傷がトミヤスにとって大きな後押しとなるかもしれない」と分析すると、アーセナル専門メディア『Just Arsenal』は「(マネが万全の場合は)アーセナルのプランに大きな打撃を与えることになり、トミヤスはプレミアリーグで最もタフな相手との対決に備えなければならないだろう」と対照的な展望を示している。
 
 リバプールは現時点でフィルミーノの他、ハーベイ・エリオット、カーティス・ジョーンズがプレー不可能とされ、負傷者リストにキャプテンのジョーダン・ヘンダーソンの名を新たに加わっている。ナビ・ケイタ、ジェームズ・ミルナーも併せて、中盤の駒不足がユルゲン・クロップ監督を悩ませているのは間違いない。

 そこでもう一つ気になるのが、南野拓実の起用だ。

『football.london』は前線のマネの状態によっては、彼かディボック・オリギのいずれかがスタメン入りする可能性を示唆。出場濃厚とされるモハメド・サラー、ディオゴ・ジョッタとのバランスを考え、同メディアはCFにオリギを置いた布陣を予想のひとつとして記している。

 はたして南野と冨安の“直接対決”は実現するだろうか。マネの怪我状態を含め、今後の展開に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部
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