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海外サッカー

王者相手に劇的決勝弾の久保建英に各国から賛辞!マジョルカ地元紙は「何年経ってもこのゴールを忘れないだろう」

THE DIGEST編集部

2021.12.06

 同じくマドリードのスポーツ紙の『AS』の採点は、ルッソと並んで「3」という最高評価。「冷血でスーパーヒーローに扮したスター選手、クボがアトレティコ相手に今季初ゴールを決めた。マジョルカは、闘志、真剣さ、信念があれば、何でも可能であることを示してみせた」と綴っている。

 一方、バルセロナのスポーツ紙でも、『MUNDO DEPORTIVO』が「クボが91分にスロベニア人GKを制し、マジョルカにベンチにエクスタシーをもたらす」「彼はクーニャの仕事を台無しにし、アトレティコを本格的な危機に陥れた」、『SPORT』が「何というゴールだ! クボはこの驚異によって、アトレティコを終わらせた」と、それぞれバルセロナ育成組織出身の日本人選手が成し遂げた大仕事を伝えた。

 マジョルカの地元メディアでは、『ok baleares』が「香り漂う勝利のゴールをゲット。日本人選手の素晴らしいプレー。彼が戻って来た。楽しむ時間がやって来た」と賛辞を贈り、『Diario di Mallorca』は「この先、何年経っても、マジョルカのファンはこのゴールを忘れないだろう。クボは40メートル以上を独走し、オブラクの股間を撃ち抜いて電光掲示板のスコアを1-2とした。このような大々的な形で復帰を果たした日本人選手の栄光。豪快な設定の下で、彼は違いを生み出した」と、久保にスポットライトを当てている。
 
 また、国外でも多くのメディアがこの一戦を報じているが、その中で英国の日刊紙『THE SUN』が「レアル・マドリーのレンタル選手、クボが信じられない復帰戦で土壇場での勝利を奪い取り、アトレティコを唖然とさせた」と伝え、イタリアの専門メディア『TUTTOmercatoWEB.com』は10点満点の採点でルッソに次ぐ「7」の高採点を与えるとともに、寸評では「90分に勝利のゴールを決め、チームを喜びで爆発させた」と綴った。

 最後に、この試合でも好パフォーマンスを発揮したMFイ・ガンインの母国である韓国のサッカー専門メディア『InterFootball』は、「イとクボの2人が活躍したことは、マジョルカにとって多くのことを意味する。この試合の決勝ゴールに、2選手が一緒に関与したわけではないが、両選手がいかに共存できるかのヒントを垣間見ることができた」として、ともにスペインのクラブで育った日韓のタレントによる、今後のコンビプレーにも期待を寄せている。

構成●THE DIGEST編集部

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