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海外サッカー

南野拓実の決定機逸を現地メディアは酷評、クラブ公式サイトも言及。一方で「彼を上回る選手はいなかった」と評価する声も

THE DIGEST編集部

2022.01.15

 リバプールの地元紙『Liverpool Echo』は「他のFW選手と同様に、アーセナルにとって危険な瞬間を生み出したものの、多くの人数をかけた相手の守備の前にしばしば追い詰められることとなった。後半は2度、ゴールに迫ったが……」とポジティブな面も挙げ、採点は及第点の「6」を与えている。

 続いてスポーツ専門メディア『sportskeeda』も決定機逸に言及し、「リバプールの中で最も得点に近づいた選手であり、決定的なクロスからGKアーロン・ラムズデイルがチャンスを提供したが、ミナミノはその酷いフィニッシュによってまたひとつ大きなチャンスを潰すこととなった」と厳しく綴ったものの、採点は攻撃陣の中では最高タイの「6.5」ということで、全体的にはチームメイトよりも良いプレーだったことを示していると言えよう。

 一方、サッカー専門メディア『90min』も「右クロスからゴールに迫ってラムズデイルを心配させたが、酷い仕事で勝利のチャンスを逸した」と同様の寸評だったが、こちらは採点「5」と採点は低め。もっとも、他の攻撃選手も同様の数値だった。
 
 リバプール専門メディアでは、『FanNation』は採点「4」と厳しく、寸評も「アディショナルタイムでのチャンスは、彼を、また我々を悩ませた。そして、これを外すのを見るのは、彼がファイナルサードに侵入しておきながら味方にパスするのを見るぐらいに苦痛に満ちたものだった」とネガティブな内容に終始。同じく採点「4」の『THIS IS ANFIELD』は「カラバオ杯では今季、全試合で得点を挙げているミナミノは、この試合でもエネルギッシュで熱心だったが、4戦連続のゴールはならなかった」と報じている。

 対称的だったのは『TAW』で、採点はなんと攻撃陣では単独最高の「7」。「公平に見れば、タキはこの試合で最も優れた選手のひとりだった。最後のシュートは決めるべきだったが、それを差し引いてもアーセナルDF陣に対して果敢に対峙した。フィルミーノ、アレックス・オクスレイド=チェンバレンの酷いプレー、チームの創造性に欠けたプレーはタキのせいではないし、彼ほどよく動き、彼を上回るプレーを見せた選手はレッズにはいなかった」と称賛し、敗戦の責任を彼に背負わせるのはアンフェアだと主張した。

構成●THE DIGEST編集部

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