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海外サッカー

イブラからバレージ、フリット、カカ――11年ぶりセリエA制覇のミラン、新旧のレジェンドが語ったこと「エモーショナルだ」「私は約束を守った」

THE DIGEST編集部

2022.05.24

 このように、長い栄光の歴史を有するクラブの、長らく待ちわびた戴冠に際して、クラブ内の功労者たちは喜びを表わし、レジェンドたちは祝福の言葉を寄せている。ここでは、それらロッソネロの新旧の歴史創成者たちのコメントを紹介していこう。

◇パオロ・マルディーニSD
「このチームは2019年の夏、私がリッキー・マサラ(SD)、ズボニミール・ボバン(元CFOで2020年に解任)、そして何人かの選手に電話した時に生まれた」
「このチームは過小評価されている。我々は100%の力を注いだが、それでもまだ成長の余地がある。今度は欧州で勝つためのスタート地点に立つ必要がある」
「涙は出なかったが、エモーショナルだ。(亡くなった)父や母のことが頭に浮かぶ。2人とも誇りに思ってくれているだろう」
 

◇ズラタン・イブラヒモビッチ
「最も満足感を得られたスクデットだ。私は約束を守った。(入団時に)ミランをトップに戻し、スクデットを勝ち取ることを約束したが、多くの者が笑っていました。しかし今、私はチャンピオンとしてここにいる」
「この勝利を、(先月30日に亡くなった代理人の)ミノ・ライオラに捧げる。これは、彼なしで獲った最初のトロフィーだ」

クラブOB
◇シルビオ・ベルルスコーニ元会長
「今夜、私はミラン・ファンのように喜んでいる。スクデットが貼られたミランのユニホームを見るのは、深い感動である」
「苦しい時からミランをフォローしてきたが、ミラノ人としては、素晴らしいチャンピオンシップを展開し、決意を持って戦い抜いたインテルも祝福したい」

◇アドリアーノ・ガッリアーニ元副会長&CEO
「ベルルスコーニ会長とは、過去に29のトロフィーを共に祝ってきたが、今回も彼の招待を受けて一緒に(サッスオーロ戦を)観戦した。私がロッソネロの心を持っていることに満足している。11年前に優勝した時にチームにいたイブラヒモビッチが、今回もそこにいたことを考えると……彼と、その他の人々を称賛せずにはいられない」

◇フランコ・バレージ
「当然のスクデットであり、最高の者が勝った。チームの全ての人々におめでとうと言いたい。彼らは本当に良いプレーを見せた。そして、継続して成長を遂げてきた」

◇マウロ・タソッティ
「ミランは素晴らしいシーズンを過ごした。最初は優勝候補ではなかったが、この2シーズンは良いプレーをしていた。それはスクデットに値するものであり、インテルが肉迫したとしても、それが変わることはなかった。クラブも、コーチも、選手も良かった」

◇カルロ・アンチェロッティ「フォルツァ・グランデ・ミラン! おめでとう! ミランの強さ、素晴らしい!」

◇アレッサンドロ・コスタクルタ
「ミランのスクデット獲得は当然だった。シーズンを通して、最もチームとして成熟していた。ピオーリは主役のひとりであり、マルディーニは並外れた仕事を果たした」
「ズラタンは、来季のストライカーがジルーとディボック・オリギだけなら、チームに留まるべきだ」
 
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