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海外サッカー

「昨夏のベスト補強」英メディアが冨安健洋のアーセナル1年目を採点! 「チームの弱点を強みに変えた」と激賞

THE DIGEST編集部

2022.05.25

 来季ヨーロッパリーグに回ることになった事実は、クラブの財政面にも影響を与えるのは必至で、日刊紙『THE Sun』は「昨夏のような補強を行なうことは簡単ではない」と指摘。オーナーのスタン・クロエンケ氏は「夏の支出を正しく行えれば、チームは向こう5、6年間、素晴らしい状態を保てる」とのミケル・アルテタ監督の主張を受けて入れているというが、その前にさらなる余剰戦力の整理が必要になるようだ。
 
 冬の移籍市場で、ライバルのトッテナムがデヤン・クルゼフスキとロドリゴ・ベンタンクールを迎えたのに対し、アーセナルはドゥシャン・ヴラホビッチとアルトゥールの獲得を狙いながらいずれも実現できなかったことが、その後の両チームの明暗を分けたとして、補強を司るテクニカルディレクターのエドゥに非難が向けられたが、彼がSNSで「ベストな形でシーズンを終えるための、努力、献身、コミットメント、時間が不足していたということは決してなかったと保証する」と反論している。

 来季、改めてCL出場権獲得に挑戦することになるアーセナル。冨安については、今季のような安定したプレーに加え、コンディションの維持も重要な課題となるが、クラブには彼のバックアップ体制の確立も求められる。ウディネーゼのアルゼンチン代表サイドプレーヤー、ナウエル・モリーナの獲得なども噂されているが、それぞれがどのような準備ができるかに要注目だ。

構成●THE DIGEST編集部
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