サッカー専門サイト『Football Insider』は、元サンダーランドのストライカーで、現在はコメンテーターを務めるケビン・フィリップスが南野を「彼は良い選手であり、今季、才能を発揮して多くの重要なゴールを挙げた。本当に信頼できる選択肢だ」と称賛し、イタリアのラツィオも関心を示したことについて「移籍金次第だろう。プレミアリーグのどのクラブも、財政面ではラツィオを打ち負かせるはずだ」と、リーズが争いにおいて優勢だと見ていることを紹介している。
『FOOTBALL FANCAST』も、リーズやラツィオが南野の獲得に興味を示していることを報じているが、こちらはデータで南野と現在所属するFWダニエル・ジェームズを比較。「90分間でのPK以外での得点数」では南野が0.58でジェームズが0.14、「パス成功率」は86.2%と65.8%、「90分間でプレッシャーをかけた回数」は26.19回と22.23回、「90分間でのタックル回数」は2.13回と1.39回と、攻守両面の働きにおいて日本人選手が上回っている。
これを受けて、同メディアは「オルタ・ディレクターが南野との契約に興味を持っている理由は簡単に分かる」と綴り、バルセロナ行きの噂があるラフィーニャの「完璧な後継者」であり、「週給7万2000ポンド(約1200万円)の才能とサインすることがどれほどエキサイティングなことであるかは明らかだ」と、リーズを後押しした。
なお、南野にはイタリアのインテルも食指を伸ばしていると報じられているが、『TEAMtalk』はリーズの視点に立ち、「インテルの彼への関心がどれほど真剣なものであり、彼らが1700万ポンドといわれる移籍金を支払う意思があるのかどうかによる」と、“ライバル”の動向に興味を示すとともに、ラツィオについては「彼らにはこの移籍金額は高すぎる」と可能性は低いと見ている。
その去就に関しては、今後時間の経過とともにさらに賑やかさを増すことになるであろう南野。彼自身は、果たしてどのような決断を下すのだろうか?
構成●THE DIGEST編集部
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