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海外サッカー

もはやメッシはプレミア「トップ6」から必要とされない!? 元英代表DFが指摘。一方でC・ロナウドとの“夢の共闘”を探るメディアも

THE DIGEST編集部

2022.07.09

 アルゼンチンの日刊紙『Ole』からも「ガルティエの戦術において、メッシの居場所は不透明だ」と報じられたメッシ。しかし、それでも今なお彼は世界に夢を提供する存在であり、パリ2年目の爆発を待ち望む者は多い。また、それとは別の期待を寄せる者もあり、フランスのサッカー専門サイト『10sport』は、ロナウドとの共闘の可能性を探っている。
 

 2人合わせて12回(メッシが7回)のバロンドール受賞歴を誇る世紀のスターの合体について、同メディアは「可能性はあるが、問題はどのクラブで実現するか、だ」と指摘。まずパリSGについては、前述のような現状でメッシに移籍の可能性があるものの、CL出場を希望するロナウドは大幅な給与ダウンも受け入れる覚悟であるということで、難しいものの、確率はゼロではないとした。英国公共放送『BBC』は「ガルティエにとって、ロナウドは新たな“頭痛の種”になる」と指摘しているが……。

 続いてバルセロナ。メッシは常にバルサ復帰を望んでおり、シャビ監督ともコンタクトを取り続けているという。対してロナウドは、宿敵マドリーとの特別な関係があるとはいえ、代理人のジョルジュ・メンデスがバルサのジョアン・ラポルタ会長と話し合ったと報じられており、天才2人の接点は存在するとのこと。ただ、このクラブの場合は常に、財政面の問題が付きまとうこととなるが、果たして!?

 最後の受け皿候補が、デイビッド・ベッカムが代表者を務めるMLSのクラブ、インテル・マイアミ。メッシがアメリカでのプレーに興味を示していることは有名だ。同メディアは、以前にベッカムが「みんなが、メッシやロナウドの到来を望む。ファンはスターがいれば喜ぶが、一方でアカデミー出身の若手選手がトロフィーを掲げるのを見ることにも幸せを感じられる」とのコメントを紹介しており、クラブの方針が最も重要なポイントとなりそうだ。

 財政面、戦術面で実現は難しいという現実的な指摘はもっともであり、両雄は同じサイドに並び立つより、向かい合い続ける方がいいという意見もあるだろうが、このところ移籍市場では、あり得ないと思われることが現実となる例も幾つかあるだけに、こちらも動向を見守りたい。

構成●THE DIGEST編集部
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