同メディアから「新たなチームメイトから『タキ』と呼ばれている選手は、来週の23日の親善試合ポルト戦で、勢いを増すチャンスがある」と期待を寄せられた南野については、さらにモナコの専門サイト『LA DIAGONALE』が、初の実戦でのプレーを以下のように詳しく検証した。
「クラブの歴史において初めての日本人選手にとっては、単なる親善試合のひとつではあったが、彼は機を見て非常に戦闘的だった。ベン・ヤーデルに代わって前線に立つと、難しいことはせず、47分にアクリウシュの頭での好パスを受けた場面や76分のカウンターなど、チャンスを得ると、すぐに勝負を仕掛けた」
「多くの動きを見せ、ボールを呼び込む声によって、チームメイトからはパスを出しやすい存在となっていたが、一方で自身がボールを持った際には、受け手を見つけるのに苦労する場面が何度も見られた」
「中盤にボールがある場合も、彼は静止した状態にはなく、ポジションを下げ、まるでMFの選手であるかのように守備にも参加するなど、努力を惜しむことはなかった。ただ、特定の場面では、新たなパートナーたちとの論理的な連係が不足している点が見受けられ、改善が必要であることが示された」
「技術面では、78分の振り向きざまのシュートからも明らかなように、容易にボールを高度に扱えることを示した。動きの多い南野は、長時間ボールを足下に収めることは避け、ボールを2回以上タッチすることは滅多になかったことで、クレマン監督のチームが展開する短くパスを繋ぐスタイルに、さらなるスピードをもたらした」
このように評した同メディアは、最後に「まだ最初の1試合だけとはいえ、元リバプールの選手の今後には、大きな期待をかけられるだろう。とはいえ、モナコの選択が正しかったどうかが分かるのは、公式戦を迎えてからだ。リーグアンはフィジカル面や守備面で厳しいコンペティションであり、この先、彼がここでどれだけ適応できるかを精査する必要がある」と、プレシーズン初戦をポジティブに評価した一方で、今後の展開についてシビアな指摘をしている。
構成●THE DIGEST編集部
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「多くの動きを見せ、ボールを呼び込む声によって、チームメイトからはパスを出しやすい存在となっていたが、一方で自身がボールを持った際には、受け手を見つけるのに苦労する場面が何度も見られた」
「中盤にボールがある場合も、彼は静止した状態にはなく、ポジションを下げ、まるでMFの選手であるかのように守備にも参加するなど、努力を惜しむことはなかった。ただ、特定の場面では、新たなパートナーたちとの論理的な連係が不足している点が見受けられ、改善が必要であることが示された」
「技術面では、78分の振り向きざまのシュートからも明らかなように、容易にボールを高度に扱えることを示した。動きの多い南野は、長時間ボールを足下に収めることは避け、ボールを2回以上タッチすることは滅多になかったことで、クレマン監督のチームが展開する短くパスを繋ぐスタイルに、さらなるスピードをもたらした」
このように評した同メディアは、最後に「まだ最初の1試合だけとはいえ、元リバプールの選手の今後には、大きな期待をかけられるだろう。とはいえ、モナコの選択が正しかったどうかが分かるのは、公式戦を迎えてからだ。リーグアンはフィジカル面や守備面で厳しいコンペティションであり、この先、彼がここでどれだけ適応できるかを精査する必要がある」と、プレシーズン初戦をポジティブに評価した一方で、今後の展開についてシビアな指摘をしている。
構成●THE DIGEST編集部
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