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日本代表

W杯対戦国メディアが「日本を倒すのは簡単ではない」と警戒!エクアドル相手の苦戦には「岩にぶつかった」との表現も

THE DIGEST編集部

2022.09.29

 一方、ドイツのサッカー専門誌『Kicker』は、堂安律、田中碧、伊藤洋輝といった自国リーグ(ブンデスリーガ)の選手が先発に名を連ねた日本が無得点に終わったことを報じたが、同時に5試合連続で無得点を維持していることにも注目している。

 また同メディアは、森保監督が選手の心身の疲弊に対応するため、2チーム分の戦力を維持し、選手を入れ替えて本大会の各試合に臨むと語ったことに反応し、「サムライブルーは、ハンジ・フリック(代表監督)のチームにとってタフで難しい相手となる可能性がある」と指摘し、この「特別な戦術」の熟成具合を確認するためにも、最後のテストの機会となる11月17日のUAE戦には大いに注目するようだ。
 
 最後にコスタリカの日刊紙『CR Hoy』は、「この一戦で最も印象的だったのは、バレンシアの82分のPKをGKシュミットが止めた場面だ」と報じ、「日本にもチャンスがあり、得点には至らなかったものの、そのスピードによって相手のゴールに再三迫った」と、攻撃面にも言及している。

 それ以外の国のメディアでは、毎回日本の試合を詳しく報じているブラジルの『globo』が「エクアドルが主導権を握り、日本の攻撃を無効にしたことで、チュニジア戦(0-3の敗戦)が再現される危険があったが、森保監督はその教訓を活かして多くの変更を施し、守備は全体的にうまく機能した」と評価。また、試合について「前半は生温いものだったが、後半は両チームが勝利を求めてより多くのリスクを冒し、双方にチャンスが訪れたことで、改善された」と振り返った。

 全選手の採点(10点満点)では、やはりシュミットが「7.5」で最高点。寸評では「序盤でミスがあったものの、PK阻止を含む2つの難しいセーブでカバー。W杯の最終メンバー入りが保証されただけでなく、正GKを誰にするかで森保監督を悩ますことになるパフォーマンスだった」と賛辞を贈っている。

構成●THE DIGEST編集部
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