『SCOTTISH DAILY EXPRESS』紙は、旗手に単独最高の「８」を与え、寸評では「滑らかなハーフターンからのシュートはポストを直撃する不運となったが、その後、ペナルティエリアの端からの素晴らしいシュートで報われた。しかし、マグレガー退場に結びついた後半のルーズなパスによって大惨事を引き起こした」と、やはり好対照な２つのプレーに言及している。
  　一方、古橋は「７」で、「彼のキャリアの中でも最も簡単なゴールだったが、この日の得点数を倍にすることができなかったのは不運だった。マザーウェル守備陣に囲まれ、通常よりも深い位置に入ることを強いられたが、それでもかなりのチャンスがあった」と、こちらも逸機に対する厳しい指摘を受けた。

　最後に、グラスゴーの地元メディア『Glasgow Live』も２人に対する採点は同様で、旗手はここでも最高評価。「後半のファンタスティックなシュートで勝利をもたらしたが、彼のパフォーマンスはそれ以上のものであり、素晴らしくパスの範囲が広く、タックルでは恐れ知らずだった」と、こちらは終始ポジティブな内容となっている。

　古橋については、「的確な“密猟者”のゴールで、チームに先制点をもたらしたが、その後は次々とチャンスを逃してしまい、この試合の様相を変えてしまった可能性もある」と、こちらはネガティブな点の方が強い寸評となった。

構成●THE DIGEST編集部
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